クサシギ成鳥 ようこそ南部川へ… 和歌山県南部川 2024.8.16. 今季初めて旅鳥のクサシギが到着しました。 南部川までの長旅お疲れ様でしたね~。^ ^ 繁殖期を過ぎて羽衣はかなり傷みが目立ちますが、これから急ピッチで真新しい羽衣に換っていきます。 中・上級の方は酷い摩耗や脱落した部位を仕分けしてみて下さいね。
ヒメアカネ♂ 嬉しい出合いです 田辺市ライオンズの森 2024.8.15. ヒメアカネはアカネ属(赤とんぼ)では一番小さくて、3センチちょっとの可愛さです。 今は涼しい林縁の草地で夏越しのために静かにしています。 秋風が吹く頃には、オスですから美しい赤色になって繁殖活動を始めますよ~。 ここでヒメアカネに合ったのは初めてでラッキーでした。^ ^ そうそう、よく似たのにマユタテアカネがありますが、ヒメアカネの顔にはマユタテアカネにあるふたつの黒斑はありませんよ~。
オトギリソウ 可憐な花ですが… 田辺市虎が峰 2024.8.11. 2センチに満たない黄色い花は見るからに可憐でしょう。 でも、この名前にまつわる恐ろしい伝承があるのですよ。 花弁にあるシミは、兄が弟を切った時に飛び散った血しぶきと伝えられています。 平安時代からのこの怖い伝承に興味がおありの方は検索してみてね。 オトギリソウ科の多年草でほぼ全国の山地に自生するそうです。
ヌスビトハギ 面白い種名でしょ 田辺市虎が峰 2024.8.11. 4ミリ程度の小さな小さな花ですが、一つ一つの花はマメ科らしい形をしています。 ほぼ全国の山地に自生する多年草です。 早くも花のあとの果実が見られました。 二つ繋がっていますが、その一つ一つを盗人が残した足跡に見立ててこの名前です。 面白い命名でしょう。 盗人の足跡に見えますか。^ ^
イソシギ 留鳥もいいけど旅鳥もね~ 和歌山県南部川 2024.8.12. 中流域の堰堤で採餌中のイソシギは年中普通にみられる留鳥です。 イソシギも興味深いのですが、これからの季節はそれよりも、シベリアで繁殖して越冬地のオーストラリアまで渡る途中、日本に立ち寄る旅鳥のシギ類の到着を楽しみにしているのですよ。 例えばセイタカシギとかヒバリシギやトウネンなどです。^ ^
マツカゼソウ 涼風にそよいで… 田辺市虎が峰 2024.8.11. 沢から吹き寄せる涼風にそよぐ草姿は素敵なのですが、写真でその風情を表すのは難しくて、いつも困ってしまいます。 数ミリ程度の白い小さな花と細かな葉を眺めていると、暑さを忘れますよ~。^ ^ 花を少しアップにするとこんなですよ~。 マツカゼソウはミカン科の多年草で、草丈は数十センチくらいです。 宮城県以南の本州と四国、九州の山地に自生します。 奇絶峡あたりでは見られなくて、標高500メートルの虎が峰などの冷涼な林縁で見られます。
バナナムシ 本名はツマグロオオヨコバイだよ 田辺市奇絶峡 2024.8.10. バナナムシ君は恥ずかしがり屋さんです。^ ^ 人の気配に気づくと、さっと横に這って葉の裏に姿を消します。 その色と形から、体長13ミリほどのツマグロオオヨコバイはバナナムシと呼ばれています。 バナナムシの名の方がよく知られていますよ~。 目が可愛いでしょ。 ☆彡 ぜひ、こちらも↓あわせてご覧下さいませ。 バナナ虫 成虫と幼虫が一緒にね
キツネノマゴ 一番花見っけ 田辺市ライオンズの森 2024.8.9. この夏初めて見つけたキツネノマゴの花、数ミリ程度と小さいよ~。 そろそろ花が見られる頃、と思いながら足元を探してみると…、あっ、見っけ !! 秋たけなわの頃になりますと、「だから狐の孫かー」と納得の姿になりますので、その頃にまた投稿してみたいと思います。コンッ !! ☆彡 ぜひ、こちらも↓あわせてご覧下さいませ。 キツネノマゴ 狐の尾らしくなって
サシバ成鳥 完全換羽中だよ 田辺市奇絶峡 2024.8.6. ハチクマだけでなくサシバもなかなか見られなくて、これが今季初めて撮れたサシバです。 風切羽根と尾羽が換羽中なので、今はボロボロに見えますね。 秋の渡りまでに換羽を終了すべく急ピッチで換羽進捗中で、まっさらの姿になって東南アジアへ渡って行きますよ~。 せっかくなので、もっと近くから撮りたかったな~。^ ^
クロマダラソテツシジミ こんなシーンもね~ 田辺市稲荷町にて 小さな花で吸蜜していますが、このように花で吸蜜する個体は他には見られませんでした。 このような交尾は他にも見られまして、花で吸蜜よりも婚活に大わらわのようでした。^ ^