コツバメ 早春の妖精だね  | 南紀ロマンチックワールド

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南紀・熊野の野鳥と蝶(チョウ)と花などを、ごゆっくりご覧下さいませ。

コツバメ T24_6196

田辺市秋津川 2024.3.27.

 

早春にだけ姿を現す妖精さん、スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)に出合えましたよ。

 

今季も昨年と同じ場所で出合えて感激しましたよ~。^ ^

 

オオイヌノフグリの花の蜜ってどんなに美味しいのでしょうね。

 

体温を保護するため、翅と体は毛羽立ったコートを纏っているようでしょ。

 

 

 

コツバメ T24_6257

 

ヒメオドリコソウの花でひと休みです。この花で吸蜜する様子は見られませんでした。

 

とまっているヒメオドリコソウの花から、このチョウが爪ほどしかないことがお分かり頂けますね。

 

 

コツバメは早春のこの時季だけに成虫で現れて命のバトンリレーを果たします。

 

産み付けられた卵から幼虫になり、そしてサナギになって次の年の春先まで休眠します。

 

長い長い休眠中にサナギはどんな夢を見るのでしょうか…。^ ^