10月22日亀山市の小学校が修学旅行で熊野市の刀鍛冶の工房を訪れました。

熊野市五郷町湯ノ谷に工房はありますが、山奥のぽつんと一軒家です。

祖父母の代からの家にいまはひとりで砂鉄からはばねを作り完成品まで作っています。

町の小学生には山奥も体験することないですし、まして刀を作っている工房で話を聞けるので

予定をかなりオーバーしてみんな興味深く見学しました。

角谷さんから、刀の話からいい刀の見方など話を聞き、実際に脇差で実演してくれました。

一人づつ、脇差の波紋をみてもらいました。おそらく本物の刀を持つのは初めてでしょう。

なかなか決まっています。いまは、芸術品的感覚で収集される方の注文がほとんどで、海外の方も

多く注文があるそうです。

敷地内にはタタラ場もあり砂鉄を溶かして鉄の塊にしています。

作業場では、焼けた鉄を自身で打ってます。道具は古いものばかりで、古来の作り方に

こだわって手間をかけています。観光公社では熊野らしい体験メニューを開発しています。

いろんな体験メニューをこれからも開発することが大事と実感しました。