聴覚障害者が逃げ遅れないために

http://www.nhk.or.jp/takamatsu/program/003/bousai/9/

この記事からいくつか抜粋します。

聴覚障害者が地震に遭った時にもっとも苦労することとは?

(1)情報が聴覚障害者にまったく伝わらないことです。
実際に地震が起こると、防災行政無線などすべて音声のみなので、今のままでは逃げ遅れることにもつながります。

(2)声を出せないので助けが呼べません。

東日本大震災の時にも仮設住宅の申込などの情報が、避難所にいる聴覚障害者に伝わらず、入り遅れてしまった聴覚障害者もいたと聞いています。
震災が起こると、要約筆記者や手話通訳者も被災者になるので、近所の人や周囲の人の助けを求めていかないと、避難所の生活を送っていくのが難しく、サポートが聴覚障害者にまで届きにくい現状があります。

情報を伝えるために必要なものは?

防災ハンドブックでは、聴覚障害者に必要な持ち物が細かく書かれています。
中でもホイッスルが大切だと考えています。
聴覚障害者は声が出せないので、助けを求める時にも必要になってきます。

自分の意思を伝える「コミュニケーションボード」や個人情報が書かれている「個人カード」もあると意思の疎通に便利です。

個人カードには健常者の人が見てもすぐに分かるように、住所や名前、病気などを書いて自分の意思をしっかりと伝えることが重要です。
出来ればいつも持っておきましょう。

防災インタビューから引用

http://www.nhk.or.jp/takamatsu/program/003/bousai/9/


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