『イジメっ子』には『イジメられっ子』の匂いを嗅ぎ分ける能力がある。
①クラスの中には、決して目立たないけど、何故かイジメの対象にはならないグループが必ずいます。
そう、彼らは、当たらず触らずの位置で、イジメの加害者にも、被害者にも近づきません。
そして、目立つ行動はしません。あえて、自分達が弱い存在であるとも言いませんし、威嚇もしません。
どんなコミュニティでも、誰にも迷惑をかけず、静かに上手に普通に生きる事ができる、普通人種です。
②ところが、弱いのにちょっと威嚇したり(お調子者)、自らイジメっ子の射程圏内に入ったり、イジメっ子の鼻につく行動をついつい取ってしまう人種がいます。
イジメっ子は、どちらでもない普通人種の彼らの皆の前で、イジメられっ子を制圧することで、自分の力を皆に誇示しようとします。
そしてそのターゲットは、実は普通人種からも好かれてはいないのです。
イジメっ子には、そんな都合よい獲物(イジメられっ子体質)の臭いを嗅ぎ分ける嗅覚を持っています。
『イジメられっ子』は、天性の何かを持っている。
①家庭環境
②容姿
③体臭
④身なり・服装
⑤性格弱(弱虫・泣き虫)
⑥性格強(目立ちたがり屋、チクリ屋)
イジメっ子に目を付けられる、なにかがあるはずです。
『イジメっ子』は絶滅しない。
家庭環境や、性格によるので、残念ながら、イジメっ子はいなくなりません。
①イジメっ子に、イジメをさせないようにフォローする。
②イジメられっ子体質の子を、イジメられないようにフォローする。
我が子を守るには、②しかないと思います。
自分の子がイジメられっ子体質だと親が見抜き、対処法を身に着けさせるしかありません。
ネットでイジメが横行する現代では、学校だけでなく、家に帰ってもイジメの恐怖と戦いになります。
状況によっては、環境を変える。不登校、転校、引っ越しもありです。
イジメっ子はステルス戦闘機みたいなものです。
教師や親には、見えません。
攻撃された、いじめられっ子にだけ見えていて、しかも攻撃後、判明するのです。
また、仕返しやエスカレートが怖いので、イジメられっ子からのSOSは無い事を前提としなければなりません。
つまりは、攻撃があったことすら大人には見えないままになってしまうことが多いのです。
学校のマニュアルはイジメ認定がどうのこうの・・・
攻撃(イジメ行為)そのものが見えないのが普通。確証は得られない。が前提でマニュアルが作られていないので、
無意味だと思います。
また、インターネットの進化のスピードで、イジメも進化する時代。
ステルス戦闘機はより進化し、そのステルス戦闘機をとらえるレーダーもより進化せねばなりません。
生徒間で使用されるツールも日々変わり、去年のマニュアルが通用するはずがありません。
『イジメ相談 熊本』で検索したら、行政ばかり・・・
しかも、市教、県教・・・
区割りがある時点で、大人でもどこに連絡したらわからない構造です。
子供はなおさら・・・たぶん、告発をためらいます。
こんな対策では、学校側でイジメをオンタイムで追うのは無理です。
どこに相談したらいいのか?一本化するべきです。
オンタイムでイジメられてる生徒が、一番信用できないのが、先生、学校です。
イジメは学校で、教室で主に行われているのに、見抜けない人々なんですから。
意をけして告発しても、何か、もみ消されそう感が漂ってます。
公務員の『事なかれ主義』は小学生でも見抜いていますから・・・
子供が相談しやすいところ。名前。
イジメ相談ドットコム みたいな・・・
行政とも、警察とも、教育現場とも、違う、独立法人化した『イジメ対策』が必要では?
イジメ対策マニュアルとか・・・
お堅いままじゃ・・・・
事件になる前に、自殺に迄に追い込まれる前に、イジメを発見し、仲裁する事は学校には永遠に無理だと思います。
だけど、誰かが、早く、どうにかせんと・・・て話ですよね。
私は、自分がいじめられた過去をどうこう考えません。
それを活かし、今、イジメに悩んでいる子供を一人でも・・・少しでも救いになるように行動したい。
この訴訟は、一個人の話で終わらず、イジメ問題そのものにメスを入れる起爆剤となれば・・・と願います。
オンタイムでイジメられている生徒を助ける事のほうに、マスコミも注目と注力をお願いしたいものです。