悲しい事件や事故のニュース・・・多すぎ。

 

はっきりとした原因はわからんし、わかるすべもないが、飲酒は適量でないとね。

あらためて、一日に摂取してよい(=健康な範囲)酒の量、みなさん守ってますか?

 

「節度ある適度な飲酒量」は、1日平均純アルコールで約20g程度であるとされています。

※厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」より

 

ビール(アルコール度数5%)・・・ロング缶(500ml)2本

日本酒・・・1合(180ml)×2 =2合

焼酎(25度)・・・グラス1杯(200ml)

ワイン・・・グラス約3杯(400ml)

チューハイ(7%)・・・(350ml)缶×2本

 

これを週5日まで、週2日は休肝日を設ける事も周知の事実です。

 

私は数年前に晩酌やめました。

飲酒は、年に数回、結婚式やパーティーで乾杯のビール程度、

もちろん、同窓会とかで、数年に一度もう少し飲んじゃう日もあります。

 

付き合いで飲みに行っても、ノンアルオンリーが殆んどです。

仕事疲れたり、汗かいてどうしても・・・の時は、キンキンに冷えた、アサヒドライゼロ(ノンアル)が最高の一杯です。

 

理由①お酒について見つめなおすきっかけ

毎晩一緒に飲んでいた飲み友の先輩が、常習的な飲酒が原因で重い肝臓の病気になったから・・・

人のふり見て・・・です。肝移植とか・・・本当に辛かった。

 

理由②私は酒量をコントロールできない

上記、適量や休肝日のルールを守れない人間だから。

一度飲みだすと止まらなくなり、酒量は多く、ビール2~3杯飲んだ後、多い日は一晩で5合瓶(1本でやめようとと思ってるから一升瓶ではない)を結局3本とか4本とか・・・後半戦は面倒でロックになるしね・・・

酒ヤメル前は、記憶なくして銀座通りで、ランクルにひかれた事もありました。

気づいたら、自宅とか、先輩の家とか、飲み屋で仲良くなった知らん人の家とか・・・出張先でホテルに帰れんとか普通でした。

30代中盤まで、本当に・・・昨夜の出来事を覚えてないことが多かった。

当時の酒量を飲めることが格好良いと思っていた自分が、今や恥ずかしい限りです。

晩酌無しの生活は考えられないと思っていた=昔の自分は”アルコール中毒”だったと思います。

 

理由③タバコ

禁煙初期に酒の席でタバコを吸いたくなり、一度禁煙をやめてしまった事があるから。

その後、タバコは完全にやめましたが、同じ経験があり、禁煙できない方、酒を同時にやめた方がイイと思います。

吸いたくなるシチュエーション潰せば、タバコはやめれます。

 

理由④守るべきもの

酒が入っているという理由で、正常な判断が出来ない、車の運転が出来ないというのが許されない立場になったから。

守るべき家族がいて、会社を経営するという事は、いかなる時も自分自身を正常運転できるようにしておかないといけないと思うから。

また、私の父も、私の一番大事な人の元パートナーもお酒で暴力問題のあるひとだったから。

 

私は友人のお陰でいち早く気づいて、お酒を遠ざけたお陰で、今もなんとか肝臓・腎臓がギリギリのところで動いています。

 

『厚生労働省が国民に推奨する、お酒のルール』

この範囲でお酒と付き合える方は、楽しんで結構だと思いますが、

国が健康的な酒量だと定める範囲を守れない方は、私と同じく常習的な飲酒をヤメる事をオススメします。

 

もともと酒を飲むようになったきっかけ・・・思い返せば、学生時代の先輩の強引なススメから始まっています。

私たちの年齢はそういう時代でした。

 

今時は、いないとは思いますが、友人だろうが先輩だろうが上司だろうが・・・

他人に酒を勧めてくる人がもしいたら、そいつは非常識な人間です。

無視していいし、そんな奴、付き合わなくてイイと思います。

 

『私は飲みません。』

今はこれを認める社会になったはずです。

意思表示を続けていれば、誰もすすめても来なくなりますよ。

現に私はそうなりました。

 

昨今は、飲食店はもちろん、ホテルのパーティーでも、二次会のバーでも、ノンアルのドリンクありますし、

ウーロン茶の無限ループで大丈夫です。

飽きた頃お願いする、ホテルのサービスで飲む、あったかいお茶は最高です。w

こないだは、スタッフさんのご提案で、梅コブ茶?頂き、旨かった。

 

原因のひとつではないか?

ちなみに私は、もともと・・・このバカげた謎のシステムを好まないので、

10年以上前から、会社の飲み会の席でも、ビール瓶持って上司を回ることもやめました。

お酌。

今や、食事中に別の席で行われているのを見ると、パワハラにしか見えず・・・

いったい誰が始めたんだ、このバカなシステムは・・・と思いながら冷ややかな目で眺めています。

 

相手は健康を考え、酒量をコントロールしているかもしれません。

これは上司にも、部下にもいえます。

自分のペースでそれぞれが注文して飲みたいものを好きなペースで飲めばいいじゃない。

 

社長になった今・・・

そもそも、わが社には、飲み会がありません。

食事会は飲酒禁止です。

最初は社員の飲酒運転を防ぐ為、会社行事ではそもそも飲酒をしないことにしました。

 

今は、飲まない若者が多いと聞きます。大賛成です。

最初から酒もタバコもせんなら、ヤメるときに大変な思いせんでいーけんね。

18歳の娘にも、『20歳になっても酒もタバコも飲まんがいいーばい』と言っています。

 

とにかく、『酒量の社会意識の変化』と『飲まない選択肢の社会的標準化』

 

たくさんお酒を飲んでしまう人、自分で酒量をコントロールできない人=”アル中”です。

自分が病気だと認識する為、まずは通院をオススメします。

 

周りにお酒をすすめてしまう人=”暴力””パワハラ”です。

やめてあげてください。

まずは、お互いの力関係で強い人物への忖度により行われる悪しき風習。

『お酌システム』の撲滅。

力や立場を持つものから意識してみませんか?

 

アルコール中毒は本人の意識と、周りの人、そして社会の理解と協力が必要です。

適正な量を管理できるのであれば、禁酒じゃなくてもいいのはないでしょうか?

健康的な、”適正な酒量”を、本人や社会が認識しているか?

そもそも、日本のように簡単にお酒が手に入る国はないそうです。

度数の強い酒は買いにくくする。

お店でも適量を超えた酒の提供をしない等・・・

社会全体でのコントロールが必要な時期が来ているのではないでしょうか?