おはようございます(^-^)
難しいと思っていた、「人と思想 68 ヴィクトル=ユゴー」ですが、物凄く面白いです。
青少年用の伝記とは違い、愛人がいたことなどのスキャンダルも赤裸々に書かれています。
でも、83年の波乱に満ちた生涯だったにも拘らず、たった209ページほど。
子供達が次々に亡くなったり、19年間亡命したりと、本当に波乱万丈な人生を送った人なので、300ページ以上あっても良いのではないか、と正直思いました。
「レ・ミゼラブル」や他の小説を読んでも分かりますが、ユーゴーは大変博学なので、本当に19世紀の人なのか、と思うくらいです。
現代に生きていれば、それなりに資料はあると思うのですが、あの時代に生きていて、とにかく色々なことを良く知っている人なので、ただただ感心してしまうばかりです。
学生時代は法学部の授業には全く出ず、詩ばかり書いていたということでしたが、本もそれなりに読んだ人だったのだと思います。
今、もしパリのヴィクトル・ユーゴー記念館に行けば、今迄以上に興味を持って、色々な資料を見られると思います。
母が元気な間にもう一度行けるかなぁ。
by こりん