皆の衆!元気にしておるか?
隼之記(はやてのしるし)を見に来ていただき誠に嬉しき次第。
本日は如月二十九日。閏年にての閏日であると聞き申した。
蘇り、初めての年が閏年である事にとても新鮮みを感じる。
皆々知っておるやも知れぬが、実は!我らの時代には、如月二十九日は一般的であったのじゃ!
これにはひと月の表し方が関係しておる。
暦は現在で言う”太陰暦”なる物を使用しており、新月を月の初めとしておった。
月の満ち欠けを基準としていた故に、ひと月が二十九日、または三十日であった訳じゃ!
今年を旧暦にすると、如月は三十日ござる。
されど、これだと一年の日数は大体三百五十四日。
暦の月と季節にずれが生じた事で、旧暦でも閏年を作っておった。
約三年に一度”閏月”という月を追加し、一年を”十三ヶ月”とする年を設け、閏年と呼んでおったのじゃ。
当世の閏年には五輪と呼ばれる祭典が開催されると聞いておる!
日の本の者が活躍する姿がとても楽しみでござる!
明日からは弥生の月に入り、ますます暖かくなり春が感じられるであろう。
体調には気をつけて、来月も元気な姿を見られる事をとても楽しみにしておる。
我々は熊本城にて待っておるぞ!
ここまで見てくれた者よ、ありがとうござる。
この後も清正様をお支えし、精進して参る。
隼人