十一月二十三日
此度も清正一代記を書する。
二日目は、やまがた愛の武将隊より直江兼続殿・水原殿、奥州仙台おもてなし集団 伊達武将隊より伊達政宗殿・支倉常長殿が参戦し、宿から出発!
日帰りツアーの者達も参戦し、向かった先は飯盛山。
此処は会津藩の軍制改革により編成された齢16〜17歳の少年で編成された白虎隊が自刃した地。
会津は戊辰戦争の激戦地であり、今も語り継がれる白虎隊の悲劇を現地にて知る事が出来た。
此方は国指定重要文化財の円通三匝堂(通称さざえ堂)
参拝者の往来を効率化する為の造りであるとも言われておるが、其の構造は実に奇天烈なもので御座った。
次に向かった先は天寧寺。
此方には、新撰組局長・近藤勇殿、新撰組副長・土方歳三殿、会津藩士・萱野権兵衛殿と、其の息子・郡長正殿のお墓が御座る。
近藤勇殿は儂の事を慕ってくれておった事でも有名じゃ。
時代を苛烈に生きた武士に慕われるとは嬉しき事。
険しき道のりを突き進み、手を合わせる事が出来もうした。
お昼処は会津武家屋敷へ!
此方では喜多方ラーメンを食し、赤べこの絵付け体験をば!
儂の最高傑作が此方!
担当の者も未だかつて、此の様な絵を描いた者はいないとお褒めの言葉を頂戴した。
赤べこ保存協会会長の座も頂戴した(笑)
復元された西郷頼母邸の雰囲気も相まり、幕末にタイムスリップしたかの様であった。
次に向かうは名城・鶴ヶ城
此度は鶴ヶ城天守閣前にて三隊合同の演舞を執り行って参った!
念願の鶴ヶ城!更には共闘演舞が叶い、恐悦至極!
演舞が終わる頃には多くの者達が足を止めて拍手を送ってくれたのじゃ。
もう儂は満足なり!!
その後は、末廣酒造へ!
七代目に日本酒の製造工程を紹介してもろうたが、とても面白き御仁で御座った!
日もすっかり暮れ、次に向かうは興徳寺。
此方には、かの名将・蒲生氏郷殿のお墓が御座る。
皆々で手を合わせ、本日最後に訪れし夕食処『割烹 田季野』
誠に美味なわっぱ飯を食す!!
三日目に続く………
披見、大儀であった。
履
道
応
乾
◎加藤肥後守清正