お金がほしくて…

なんか勘違いをしている

義兄

ある日私が、暑い夏に義母の用事で義実家に訪ねていたとき

五千円を差し出してきた

気持ちだったのかもしれないが

丁重に辞退した

なぜなら『お金』のために

義母の用事をこなしているわけではないから

もし『お金』のためなら

労働の対価に見合う

『仕事』としてこなさないと

いけなくなるから…

正直言えば

「嫁なんだから、『お金』やるから文句言わず世話しろ」って

思われたくない

小さなプライドである