片目のコーチにジムに誘われ…
新次、一緒に客席の方へ……。

も~っっ!!!!!
近いけど遠い。
遠いけど近い。

あっという間に
ほんの数メートル前方の通路を
曲がって抜けてドアの外へ…。

肉眼でみる潤くんは
(ここは新次だけど)…
いつもあっという間に
すり抜けるのね。
(コンの時もそうだったね…笑)
わざとでしょ?(←)

近くに来てくれたと思ったら
ほんとうにすぐに…。
いくらくまこがどMだからって
そんな焦らしは
いらないのに…(?!)

バリカンとのランニングシーンも
…早っ!!!

数少ない新次の笑顔のシーンは
まるで一瞬の出来事。

絶えず鋭い目つきの
新次だったから
余計にバリカンに対する気持ちが
ふっと表れてる感じがして
いいな…って思いました。


新次の出ているシーンは
双眼鏡で新次ばかりを注視して、
時々肉眼で舞台全体を確認する
…という見方をしていました。

逆に、
新次が出ていない時は、
主にバリカンを双眼鏡でみていたのですが…。

これまで小出くんの出演作品って
そんなにたくさんは
観たことがなかったんですけど、

小出くんの演技もまた
ぐっと胸に迫る迫力がありました。

バリカンの
吃る話し言葉と、
対人ではない時の言葉。

バリカンの心の声のセリフは
とても長くて難解で。

新次の攻撃的なセリフとは
対照的な

バリカンの叙情的で切ないセリフもまた、たくさんのものを訴えかけてきました。

潤くんと共に
ものすごい努力をしたんだろうなって。

一緒にひとつのものを作り上げていく中で、
潤くんと小出くんの友情もまた
深まったんだろうな…って。

雑誌のインタビューで、
小出くんのことを
何度も、恵介恵介って下の名前で呼んでたのが
すごく印象に残ってたけど…。

新次とバリカンの友情に
潤くんと小出くんの友情が
何度も重なってみえました。

ボクシングのシーン以外の
ふたりのシーンの中で
もっとも素敵だったのは…
やっぱりジャングルジムのシーン
かな。

雪駄でジャングルジムに登る新次に
若干ハラハラ(←いらぬ心配汗)

後から登って来たバリカンに
差し延べる新次の手。
バリカンに向けられる
新次の優しい表情。

この時握った手と手で
この後、殴りあうことになるなんて…。

美しいのに……
優しいのに……
胸が締めつけられたシーンでした。


テレビで観るたびに痩せていく
潤くんを勝手に心配して泣いて、
どこまでも自分を追い込んでいく
潤くんを想って
ただ祈るしか出来ないことが
切なくて……。

大切なものを終わらせたり、
潤くんはどんどん変わっていく。
どんどん進んでいく潤くんを
追いかけようとするだけで
精一杯で。

そんな時期をどれくらい過ごしたのか…
ほんの少し前のことなのに、
忘れてしまいました…。

…でももう、
そんなことはどうでもいい。

だって。
潤くんの答えは
板の上にあったから。

これまで長い年月をかけて
潤くんが積み重ねてきたものと、
3月からこの冬までさらに
心血注いで潤くんが立ち向かい、
作り上げてきたすべてが
そこにあったから。


シャドーボクシングのシーンは
圧巻でした。
これ以上は有り得ないというくらい鍛え上げられた美しい身体で、
本物のプロボクサーと見紛うほどの身のこなし。
シャープなパンチを繰り出しながらのセリフなのに、まったく息も上がってなくて…。

まさに目も耳も
いえ…全身釘付けでした。

最初の登場シーンの後、
泣いてる場合じゃないと、
まばたきするのも惜しんで観ていたけれど……

このシーンは…
…我慢ができませんでした…。



(⑤へつづく…)