おやおや、季節は秋ですが-。
青森県五所川原市市浦地区にある靄山(もややま)=標高152
メートル=の麓で、桜の木が花を咲かせ、住民を驚かせている。
9月下旬、同市磯松に住む葛西達也さん(65)が登山者を案内して
いたところ、野外ステージ近くの桜が開花しているのに気づいた。
すっかり葉のなくなった枝に、白やピンクの花が点々と咲き、その周りを赤トンボが飛び交っている。
津軽半島北部に位置する市浦地区も、この夏は最高気温が37度を
超える日があるなど、異例の暑さとなった。
初めて見る光景だという葛西さんは「高温の影響かな。それとも
靄山に登る人を歓迎してくれているのかな?」。