
昨年暮れから今年にかけて
出演した「レミング」の舞台の
演出をされた
松本雄吉さん
が

御逝去されたとか

食道ガンだったそうです
もうすでに昨年は
そのような状態だったのでしょうね

きりやん
が出なければ

行かないと思われた
寺山修司作品の舞台でしたが
足踏みや台詞でリズムをとる
ヂャンヂャンオペラという手法で
舞台を作るという独特な雰囲気のもの
しかし、またこれがね
何度か見てみると
とても面白くて
東京都品川区五反田という設定の
舞台の雰囲気がよかった

都会の片隅を表現したり
きりやん
の出番の場面は

中国の駅や列車の中
全体のトーンがセピア色
ステキだった

アンサンブルの人たちの刻むリズムが
また難しかったけど、独特の雰囲気を
持たせてました

碁をうつ大家さんたち

ネズミ

昔の子どもたち

実力派のアンサンブルの人たちが
繰り出す独特の世界
そんな舞台を作ってきたんですね

どうぞ安らかにお眠りくださいませ
