こんにちは!行政書士の大熊です!

 

みなさん合格にするには、判例集をわざわざ買う必要ないって話を聞いたことありませんか?

私の受験仲間は、不必要派でした。

テキストがあるからそれで十分だという主張です。

それでも、十分に合格できます。

ただ、テキストには十分な判例が載っていません。

憲法・行政法は判例が得点源になるのですが、テキストでは掲載数が少ない上に、解説ももの足りないです。

 

民法でも判例法理をもとにした問題も出てきています。

近年の難度から、テキストだけでは厳しい試験になってきているという印象を受けます。

 

 

判例集があると、理解が進む!

私の場合は、法定地上権の分野で土地が共有の場合と建物が共有の場合でどうしてそこまで結論が違ってくるのかが、わかりませんでした。条文に規定がるわけではないので六法を読んでも分からず過去問で出てきたら、いつも間違うところで、テキストにも詳しく書いていなくて、過去問解説も満足できるものではありませんでした。

 

そこでふっと思ったのです。これって判例法理?

そこで、本屋で判例集を手に取ると、結論覚えているが、なぜそうなるかのという理屈付けができなかった知識がどんどん紐づいていきました。

 

点と点がどんどんと繋がって線となっていく感覚です。

 

 

さらに、判例知識で10秒で正誤判定できるものもあります。

判例の理解が進むと、、憲法に多い「結論は正しいが、過程が違う」というひっかけにも対応出来るようになります。

テキストはどうしても、判例をメインに書くことができないので、事件名と結論・数行の解説に終りがちです。

 

その分判例集は、有名事件は図付きで、事件概要から解説まで詳しく書いています。

判例集だったら何でもいいという訳ではなく、重要なのは行政書士試験対策用の判例集を買うことです。

 

たまに、別冊ジュリストなど読んでいる受験生を見かけますが、あれは学者や実務家が見るもので、行政書士試験には不要だと思います。

 

最後に

判例集はだいたい3千円ぐらいで、お試しで買うには躊躇する金額です。

今回の内容が、少しでも参考になればうれしいです。

 

使用していた教材

 



苦手なところには、印をつけてました。


毎年なぜが、アマゾンでの評価が低いですが私はこれが一番よかったです。