クリスマスにはケーキを食べるという習慣が日本に広まったのはいつ頃なのだろう。

調べてみると1910年(明治43年)までさかのぼるという。

この年に洋菓子メーカーである不二家が創業したのだとか。

そして1922年(大正11年)頃、不二家が広め始めたとのこと。

 

クリスマスにケーキを食べるというのは当時の不二家の市場開拓戦略であったのだな。
その時代から100年近く経った今。
クリスマスといえばケーキだ。
という社会認識となった。

 

が、過剰供給となり、大量のクリスマスケーキが破棄されているという。
それが豚の餌となるのだそうな。

 

我々が祝い事として特別に購入するケーキ。
それが豚の餌となる。

 

なんとも言えない皮肉は社会だなと思うのだ。
何かが間違っているそんなもんもんとしたジレンマを感じる今日この頃。

 

大量に破棄されるケーキのために労働を強いられるのはエネルギーの無駄遣いなのではと思い、我々消費者や労働者は燃費の悪い車に強制的に乗せられているという社会感であるのは否めない。

 

ではでは。