パリ同時多発テロを受けて(党声明)

2015.11.15


幸福実現党

 13日、フランス・パリで同時多発テロが発生しました。犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 過激派組織「イスラム国」がフランスによる空爆への報復とする犯行声明を出していますが、いかなる理由であっても、卑劣なテロ行為を容認することはできません。この度の暴挙に怒りを禁じ得ず、わが党として断固非難するものです。わが国も諸外国と連携を強め、テロ撲滅に向けて力を尽くすべきと考えます。

 加えて、テロや暴力の連鎖を回避し、テロを根絶するには、イスラム世界と西洋世界の相互理解を図ることが肝要です。わが党は、宗教的寛容の精神を持つ日本こそが、両者の懸け橋として大きな貢献をなすべきだと考えるものです。

 なお、テロ事案は決して対岸の火事ではありません。在外邦人の安全対策強化はもとより、伊勢志摩サミットや東京五輪を見据え、国内テロ対策に万全を期すよう政府に求めます。

 国際社会の恒久的な平和実現に向けて、日本をより一層主体的な役割を果たす国家とすべく、今後ともわが党は活動を展開してまいります。