パパは胃がんでも、進行の速い、スキルス胃がんでした。


内視鏡検査で、組織細胞の結果で

町の消化器内科で告知され、

その足で都内にある専門病院に紹介状持って行くことになって、

私の仕事を気にしてくれて

1人で行くからいいよ、と言って歩き出した背中がとても辛そうで、仕事休みにして一緒に行ったの、今でも鮮明に覚えてる。


専門病院でも同じ結果で、

転移あるからステージ4だと。

ただ、初めてのガン治療だから、オプジーボをやってみることができます、と治験の話しがありました。


誰でも試せる訳ではないし、奇跡が起きて欲しい、藁にもすがる思いで治験に参加することにしました。パパも希望持ってた。


でも多分合わなかった。

5クールくらいだったか

抗がん剤始めて3カ月しても腫瘍マーカーは上がり続けました。


吐きけと、だるさと、痺れとか。

ベッドから出られない日が続き、

効果が見られないので、抗がん剤変えてみましょうと主治医からあり、

変えたら、そちらは合ったようで、

みるみる数値が下がり、

転移部分は小さくなっていきました。

元気に散歩したり、

子どもたちと遊びに出かけたり、


本当にこのまま良くなるんじゃないかと、

思ってました。

手術ができるようになれば、と。


でもその抗がん剤も3カ月を過ぎた頃から、また

起き上がれなくなって、

立ち上がるのもつらくて、

パパが自分から、もう入院したい

と言いました。


そして

入院してまたいろいろ検査して

食事がちゃんと取れないと、

抗がん剤治療は出来ないと言われ。。。


腎臓のライン近くに大きくなったガンが、

腎臓を圧迫してると分かり、、、

もう少し早くそこ見つけられてたら、、、


いろいろ思いました。

後から後から。


遅い。


もうパパはいない。


ちょっと思い出すと

やっぱりダメですね。

涙してしまう。


またぼちぼち記します。