福岡2日目は太宰府天満宮にお詣りしようと思います。
初太宰府です。
ホテルの最寄り駅、西鉄薬院駅から二日市で乗り換え、太宰府駅に到着。
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歩いてすぐに太宰府天満宮に到着します。
重要文化財の本殿は124年ぶりの大改修中で、改修が完了するまで瀟洒な仮殿が設置されています。
設計は関西万博にも関わる藤本壮介氏によるもの。
屋根の緑は森を表しているんだって。
改修期間は3年間。
今のうち、ですよ。
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境内には梅の花が咲いててきれいなこと。。
御神牛(ごしんぎゅう)の造がありました。
神牛像は太宰府天満宮の境内に11体が奉納されています。
頭部を撫でると知恵が付くらしい。
記念撮影と撫で待ちで列ができていました。
人々が撫でる鼻先が光ってますね。
太宰府駅前から福岡空港行きのバスに乗り、2つ目の「太宰府政庁跡」バス停で下車。
ここは、バス停の名前どおり、太宰府政庁がかつてあった場所です。
7世紀後半から12世紀後半にかけて九州を統括する行政機関でした。
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田園地帯だったこのあたりも昭和30年代に住宅開発の波が押し寄せ、政庁跡も宅地造成の危機に見舞われました。
しかし、史跡保存の声が高まり、発掘調査や周辺の私有地買い上げなどで史跡の整備とエリア拡大が地道な努力でなされてきました。
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今に残る政庁舎の礎石を見て歴史に想いを馳せた後、西鉄「都府楼前」駅から一駅の「下大利」駅で下車。
歩いて7、8分でこんもりとした小高い丘が見えて来ます。
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丘に取り付き、小道を登ります。
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すぐに下り坂になり、丘の逆側に。
実はこの盛り上がり、丘ではなく、土塁と水堀によって築かれた巨大な防御壁の痕跡です。
水城(みずき)と言います。
高さ9m、幅77m、そして総延長は12kmに及びます。
このあたりは比較的当時の面影を残している場所。
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なぜ、古代の九州にこんなに大規模な防御施設を作ったのか。
それは海から攻めて来るかもしれない敵から太宰府政庁を守るためです。
敵とは唐と新羅の連合軍。
西暦663年に白村江(はくそんこう)の戦いに大敗した大和朝廷は、追撃を恐れてこんなに大きな壁を築いたのですね。
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JR 水城駅はすぐ目の前なので、ここから電車で博多駅に向かいましょう。
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お腹が空いてきた。。