
「ロニャオロニャオ、あなたはどうしてロニャオなの」
「あのー、おれ、マメゾウですが?お昼でしょ、入れてよ」
「ママ、少し体操でもしないとふとるよ~。あたいがヨーガ教えてあげるにゃー」

「かるーく手をのばしてー、なめマッサージー。呼吸はとめないでー」

「こんどは足にむけてー、グーっと上体を起こします」
「はい、呼吸はとめないでー。横側のー、のびをかんじてくださーい」

「はい、次はくびですよー。くびをかるーくまわしていきますよー」
「まわしながらー、べろだすーと、いいんですよー」

「つぎは、みぎあしにむかってー、よーくのばします。呼吸ーわすれないでねー」

「おわりですー。みなさん、クールダウンしますよ。かるく目を閉じてー」
「今日の動作がからだにしみこむのをかんじてくださいー。

「クールダウンですよー」

「クールダウンですよー」
「お年の方はレオタード姿見せたくないんですねー」
「わかりますよー」

「クールダウンですよー。そばのコードはひっぱらないようにー、音楽とまっちゃいますよー」

ヨーガ教室は終わりましたー。
「おっとイケナイ、だれの足じゃ。あっしのです。なんてね」
