予約した記憶がないテレビ番組が録画されていて、一応中身を観てみると、歌番組だった


実写映画の「ゴールデンカムイ」の主題歌を歌うミュージシャンが出演していた

この映画、娘が好きな山崎賢人くんが出ているんだよね

気になるので歌番組を観ることにした


映画の主題歌が流れると、美しい詩に力強い旋律が胸に響き、気付くと涙がこぼれていた


すっかりそのバンドが気になり、ネットで情報を探した

どうやら、このバンドのボーカルは、宇宙や生命という壮大なテーマで曲を作っているらしい

今の私の心に響きまくるテーマ


さらには、バンド名のACIDMANの意味を調べると、気難しい人(笑)

面倒くさい人になってしまった私にはピッタリだなと思ってしまった


情報収集すると、近い日程でLIVEがあるらしい

立見席だけど、チケット取ってしまった


そして、LIVE当日

映画の主題歌「輝けるもの」を初っ端に演奏

同世代の気合の入った激しいパフォーマンスにグッと込み上げるものを感じる

そして、MCの中でも宇宙や生命のお話、「人はいつか必ず死ぬ」みたいな内容、同じ境遇以外でこの話を聴く機会があるとは思わず、目頭が熱くなる


そのあとに演奏された曲「世界が終わる夜」で、涙腺決壊

「また生まれて また此処で笑い合おう」…


娘ともう一度この世界で出逢いたい

そして、バカなことを言って、たくさん笑いたい

そんな願いが紡がれたような曲に涙が止まらなかった


このバンドのボーカルの方は宇宙が好きすぎて、プラネタリウムの番組も作ってしまったらしい

星空と曲とのコラボ

娘も宇宙に興味を持っていたな…

これは、観に行くしかない


新たな推し活の存在と出逢ってしまった

複数の推しを応援する時間、私にとって気を紛らわす大切な存在の一つだと思う




ACIDMAN「世界が終わる夜」

 


星が煌めいていた 木々も深く眠る夜

足りないものだらけの言葉を ただ紡いで


嗚呼 あの空さえ 僕を置いて行きそうで

走り出していたよ


まだ遠くへ行けると思っていた


君は笑ってくれたね

僕はただそれが 嬉しくて


世界が終わる事なんて 気にもしないで

小さな星が 生まれて 消えるだけ


花が咲き 枯れる様に 僕ら 確かに生きていた

心 すり減らしながらでも 命を生きていた


たった一つから生まれた この美しき世界で

最期のその時に伝える言葉を 探しているけど


さよならはもう言わないよ

その言葉はもう言わないよ


世界の音楽を僕らは 手にしたはずさ

また生まれて また此処で笑い合おう


消えて 消えてしまうだけ

消えて 消えてしまうなんて、、、


君は笑ってくれたね

僕はただそれが 嬉しくて


世界が終わる事なんて 些細な事さ

小さな僕ら 生まれて 消えるだけ


さよならはもう言わないよ

世界が終わる夜

その時僕ら また此処で笑い合おう


また生まれて また此処で笑い合おう