付帯消費アップという言葉を、よく聞くようになりました。
宿泊以外の、料飲や売店をアップさせようという考え方ですね。
しかし、日々の業務に追われる忙しい旅館。
なかなか手が回らないという声もよく聞きます。
でも、その中でも売店、これになんの手もつけないのは、
宝の持ち腐れもいいところだって、知ってました?
旅館以外の雑貨のお店の場合、
一番重要なことは「滞在時間を長くさせること」です。
滞在時間と購入額は比例します。
コンビニの滞在時間は約5分。
旅館の滞在時間は・・・17時間。
どういうことかお分かりでしょうか?
この17時間ををビジネスチャンスと考えるか否かで、
売店を活かすことも殺すこともできるのです。
置いておけば売れるお手軽商品を探していませんか?
でもそれはどの旅館にもある商品ではありませんか?
旅館の売店という固定概念を取り払うことから始めたら、
できることはまだたくさんあるはずです。