DanceTeam☆Bambi☆

裸同然で登場したかと思えば妊婦をイメージした衣装を身に着けたり、いきなり祭りばやしを流して拍子抜けさせ…。観客を絶妙に裏切りながら目を離させない「妖しい性別不明ダンサー」は、1000人近くを動員するダンス公演を次々と成功させ、業界内外でその芸術性、独創性が注目されている牧宗孝さん(26)。


 通常、ダンスをするのがダンサーの役目だ。ところが牧さんの場合、バックの曲を自ら作曲し、総合演出まで手がける。出発点はブラックカルチャーに影響を受けたストリート系のダンサー。ストリート系出身者が公演を手がけるのは「間違いなく日本初でしょう」という。何から何まで異色の存在だ。


 東京都出身の26歳。高校卒業後、歌手を目指していたが、「自分を表現するためには何がいいのだろう」と悩んだ末、独学でマイケル・ジャクソンらのダンスを研究、東京・渋谷や六本木のクラブのショーに出演を続けた。その独創性が注目され、各地のクラブから声がかかるようになり、ダンスで生計を立てるプロになっていった。さらには公演まで手がけ、作曲や演出までこなすマルチな才能を発揮。


 「子供のころ、地元の祭りでお囃子を聞いたり、3歳から日本舞踊を習ったり。そうした“和”の体験を土台にしながら、ロックでもソウルでもない、自分だけのワールドを作ろうと努力しています」と意欲を燃やす。夢は「シルク・ドゥ・ソレイユ」のような「自分の公演専用の特設ステージを開くこと」だ。


 7月20日に東京・三軒茶屋でライブ「音楽の時間」を開催。9月27日には東京・下北沢で、5月に開催して好評だった公演「林檎」を再演する。
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うれちーーー音譜