令和元年11月1日(金) 第1614回 経営者モーニングセミナー
時間:AM6:00~7:00
会場:ホテルガーデンパレス 2階 NISHIKI
(熊谷市佐谷田3248 TEL048-525-7777 )
講話:蜂巣 巌 氏(BGEハチス 代表)
(埼玉県倫理法人会 副幹事長)(久喜市倫理法人会)
テーマ:「お役を受けて!」
高校卒業後にいよいよ将来の事を考えなきゃいけないという時に、親戚に歯医者を開いてる方がおりそれを利用しない手はないと思い、親からも手に職をつけなさいとも言われておりましたので歯科技工士になろうと専門学校に行きました。
ただ、じっとしてるのが苦手な性格なので半年持たずに辞めてしまいました。
辞めて何もしない訳にもいかずに何か仕事しなきゃと思ったときに、叔父が大手の印刷会社の上役についていたので、当時バブルの絶頂期でコネクションを使って就職しました。
大手に入れば収入も安定するだろうと甘い考えで入ったものの、これも5年ほどで飽きてしまい辞めてしまいました。
その後も2度ほど転職をして、たまたま地元の先輩と飲む機会がありその席で、そろそろ辞めたいんですよねと相談すると、うちに来いよとお誘いを受けました。
その誘って頂いた会社が、今の仕事でもあるエクステリアの仕事でした。
プライベートから仕事の面倒まで色々と面倒見のいい方でしたが、40歳頃にだんだんと会社が傾きだしてどうしようかと人生初の苦難を味わうことになりました。
その頃、子供も二人いたのでとにかくご飯を食べさせなきゃいけなかったんですが、年齢的にどこも雇ってはくれないだろうなと思った時に、独立しようと決意しました。
ただ意気込んで独立したわけではなく、とにかくご飯を食べる為の選択でしたが、おかげさまで今も継続して事業をしております。
これも倫理法人会に入って考えが変わったおかげだと感じて感謝してます。
今回のテーマである、“お役を受けて”ということですが、私は最初に朝礼委員会を務め、久喜市の朝礼委員長と同時に事務長も務め、一つの事を徹底してやってやってやり抜こうの言葉通り一生懸命やりました。
真面目にやっていると倫理法人会は出世が早く、久喜市では事務長をやりながら、朝礼委員会の副委員長を6~7年務めてまいりました。
3代前の委員長の頃から次はあなたの番だよと言われていたが、トップでやるなんて絶対嫌だと断っていました。
そうこうしている内に、別の方が委員長になったんですが次の交代時にはもういい加減に腹をくくれよと言われ、引き受けることになりました。
引き受けてみると私のやり抜こう精神が出てきて、やり始めたら朝礼だけで動いた時間を換算すると年間101回朝礼に時間を割いていました。その他に、法人会の活動で150回。
自分の会社の職人さんにまでまた行っちゃうんですか?と言われるほどでした。
9月からは副幹事長というお役も頂いたんですが、先に法人会に時間を割いた分今は仕事を一生懸命にやっております。
法人会に入って10年を超えてますが、実質動いているのは6~7年です。初めの頃は、MSだけ来て講話を聴いてればいいかなと思っていました。
でもそれでは正直足りず、お役を受けて初めて勉強になるものだと思います。お役を受けると、まずはしおりをよく読むようになります。
“子女名優”とありますが、私の長女がまさにそれでした。高校卒業して短大に行きたいと言い進学したのですが、半年足らずで私と同じように入学金をパーにしてくれました。
こんな様に、万人幸福の栞の十七か条は自分に置き換えると対象になる事がたくさんあります。
役をやるようになるとなおさらそれを感じる機会が多いので、さらに深読みするようになります。なので、ぜひ役をやってください。
仕事でもそうですが、なんでも挑戦することが大事ですね。役もそうですが、挑戦したらやってやってやり抜く。
その先に気づきがあるのだと感じます。
私の経験から申しますと、朝礼委員長という大役を2年間務め、色々なことさせて頂きました。
全国の朝礼委員長会というめったにやらないことですが、北海道から沖縄の朝礼委員長、副委員長が一堂に会するような会にも出席させてもらうことが出来ました。
首都圏の活力朝礼コンクールも2回やりました。3回目は研究所からいい加減やめてくださいと言われるくらい盛り上がるほどで多くの時間を割いて頑張りました。
昨年度は、レベルの高い埼玉県なので、山梨の朝礼委員からお呼ばれされ講話をしてきたり、奥山レクチャラーと一緒に神奈川県に行き挨拶してきたり、群馬の朝礼委員から相談を受けたりする頼りにされている埼玉県ですので宜しくお願い致します。
企業への活力朝礼の指導などもたくさん行くのですが、指導しに行く立場ではありますが、実は逆に教わることばかりです。向こうから見られている事を意識すると身なりや格好からきちんとして気が引き締まる想いです。いろいろな企業を回っていると、訪問した際にだいたいどんな企業かが見えてきます。
社長さんが意気揚々と活力朝礼やるぞーと言っても、社員さんは下を向いてしまうのがほとんどです。そんな空気の中、その人たちを、明るく元気に一生懸命やって顔を上げてもらうのが自分の課題として取り組んでいます。
また、役を受けて、のめりこんで役が自分の身に染みてくるとだんだん楽しくなってきます。
そこまで来たら、こっちのもので栞を読むのもどんどん理解が深まっていきます。
一生懸命やって明るくいると、周りが応援してくれるようになります。普段、会わない親戚や友達なども久しぶりに会ったときに、SNSなどを見てほんと楽しそうに生きてるよねと言われるくらいに自然に周りに伝わるようになります。
今年度、小池会長、花谷幹事長のもと、3つの方針があります。
1つは地区中心主義。2つ目は堅実な普及活動。
普及という言葉はあまり好きではないのですが、幸せな仲間づくりというのが今の自分のお役目だと思って行動しております。
3つ目は、MS。
毎週、いろいろな先生のお話を聞いてここで学んだことを他の人に伝えることが最終的な目的だと思います。
この3つを楽しんでさらに幸せな仲間を増やしていければいいなと考えております。
文責:柳生田大(株式会社 ecoプランニング)
会員スピーチ: 森田 俊和 顧問
(衆議院議員)(有限会社 ナトーライフコンサルタント)
本日は、海外遠征をしてきたことをご報告させていただきます。
9月にウガンダとインドを遠征してきました。
ウガンダでは、普段北海道に拠点を置く20名の自衛隊員が、主に道路を修復する技術を教えたり重機の操作訓練をしていました。
遠く離れた異国の地で、現地の人々のために貢献している日本人の姿を見て、とても心強く思えました。
倫理では「働くは最上の喜び」と言っていますが、他国のために日本が国として何が出来るのか?どんなことをするのが良いのか?
考えさせられました。
次に、インドのインパールに行きました。
「インパール作戦」の激戦地を慰霊訪問しました。
英軍の拠点を攻略するため、ミャンマーから大河、山地を越え数百キロ行軍するという作戦が強行されましたが、多くの犠牲を出し
退却する際に飢えや病気で戦闘よりも多くの将兵が命を落としました。
インドというので暑いと思っていましたが、高原なので、9月は朝晩がとても寒かったです。
国の命令で命を落としていった人々のことを忘れてはならないと思いました。
文責:栗原孝幸(株式会社 武州養蜂園)
会長挨拶 :甲斐 隆会長 (有限会社 新栄塗装工業)
今日から11月。
あっという間に末年始を迎えるタイミングになってきました。
時の流れの速さと季節の移り変わりを感じます。
気持ちを穏やかに過ごしてゆきたいものです。
昨日は勉強会に参加しました。
そこで一緒の仲間の話で感じたことがあります。
今、一瞬一瞬、一生懸命生きていますが、
一生懸命の度合いはどうなんだろうか。
その仲間の身の上に起きていることを
自分事として捉えてみますと、
これが自分の最高最大のなのか。
まだまだ出し惜しみしているのではないだろうか。
そう感じました。
意識を変えるだけで、目の前の結果も変わってくるのでは
ないでしょうか。
より一生懸命生きてゆかなければと感じさせられました。
こういったモーニングセミナーが皆さんにとっても
成長できるきっかけになるとよいと思います。
文責:細田浩世(株式会社 スプラウト)
本日の参加者: 30社31名
熊谷市倫理法人会の今後のスケジュールはこちら
http://www.rinri-saitama.org/tankai/kumagaya.html