復興特別委員会 | くまがい大 オフィシャルブログ「日本の明日を“ゆたか”にしたい」Powered by Ameba

復興特別委員会

こんばんは

くまがいです。


ここ連日委員会に出席し、

質疑などをいたしております。


東日本大震災復興特別委員会

今日もありました。


復興庁が設置されて

各省庁横断的に勧告できる

権限が付与されています。


しかし、それをまだ誰も

信じていない感じです。


その証左に、復興大臣と

必ず関係する省庁の大臣を

呼んで質問をしています。


本来なら復興大臣のみで

全てを答弁して、

できること

できないことを判断し、

他省庁へ勧告すれば

良いだけなのですが。。。


実際は質問してみても

まだ何ものともいえない

模索状態の役所です。


しかし、時間は無情にも

過ぎていきます。


季節は巡り、

また春が来ました。


まだ何も建物がない

そして昔は家並みが

あった場所に、

きれいな桜が咲くのか。


昨年は、なぎ倒された

桜の木から

見事な桃色の花が

開花していて、

被災しながらも

花を咲かせたその桜の

強さに励まされ、また

驚かされもしました。


今年は自粛することなく

プレハブ仮設の中でも

花見が行われるでしょう。


複雑な気持ちを抱きながら

酔っぱらって

春を半分満喫して

残りの半分は

次の季節に備え

ながらだと思います。


国会議員として

行政をウォッチするのは

やめません。

常に被災された皆様と

やり取りをして

課題を委員会等で

取り上げて

少しでも前に進むように

したいと思っています。


しかし、被災者に話を

聞いてみると、話が

一向に前に進んでいる

気配がありません。


かなり空回りをしていて、

行政と話し合いをしても

のれんに腕押し状態だ、

と口々に言います。


被災者の生活再建に

かかる課題、明確に

なってきた部分もあります。


家を再建したい、と

思っても、銀行の融資が

なかなか、条件が厳しくて

難しい。50代以上は

かなりきついようだ、

とある人は言います。


銀行も商売だから、

と資本主義の論理を

持ち出して語り始める

被災者もいます。


自然災害で、自分にあまり

瑕疵がないにもかかわらず

困った状態に置かれている

人々を救うことこそ

政治に課せられた

大きな役割なのに、

それができないでいる

自分にもどかしく

思っています。


いや、いろいろと

できる方法があるのだろう

けど、それがどうやって

できるようになるのか

突破口が見つけられない

自分に

悔しい思いを

持っている、と言った方が

正確かもしれません。


花見をしながら、

半分満喫することしか

できない被災者の皆さんの

ために、もう半分の

安心と満足を差しのべたいと

思う気持ち。


気持ちだけではなく

実行で示さなければ

いけません。


がんばります。


しーゆー

ゆたか