14時46分に黙とうを捧げて | くまがい大 オフィシャルブログ「日本の明日を“ゆたか”にしたい」Powered by Ameba

14時46分に黙とうを捧げて

こんばんは

くまがいです。


震災から1年の今日、

私も全国の皆さんと

同じように、あの時刻に

黙とうを捧げました。


私の心の中は、


「すみません」


という言葉しか

出てきませんでした。



復興の遅さ、というより

復旧すらまだ終えていない

この状況に、

生活再建の見通しが

立たせることができていない

この状況に、

学校すらまだ間借りの

教室が多い

この状況に、

震災関連死が

徐々に増加しつつある

この状況に、

二重ローンも解決の緒が

見えてこない

この状況に、

期待をさせて、その期待に

答えられない

この状況に、



いろいろと

申し訳なく

思っていることが

素直に出てきました。


さまざま復興が進まない

原因が語られていますが、

私は、政治に決断が

ないからだと、

もう少し具体的に言えば、

決断のプロセスが

一元化していないから

だと思っています。


震災直後から、

数多の議員が被災地に入り、

数多くの課題を行政側に

投げました。


もちろんあまりにも多い件数

でしたので、行政側が追い付いて

行かずに、置き去りにされたままの

政策も多くありました。


そもそも、決定の過程で

取捨選択されていなければ

ならないものが、なんのフィルターも

通さずに、そのまま行政の方へ

流れていった感があります。


原発事故対応の

官邸の様子が

やっとマスコミで

検証されだしましたが、

まさしく、誰が決定を下し

だれがその責任をとるのか

全く不可視のままです。


情報も一元化されていないし、

決定の過程もバラバラ、

そんな統治の不作為が

ずっと続いている気がします。


国会は予算を通し、

多くの議員立法も

果たしました。

特に震災関連は

立法府の果たした役割りは

大きかったと思います。


しかも、参院が議員立法をしても

我々から見たら、

「ねじれ国会」

という言葉とは逆に

「逆ねじれ国会」

現象でありましたし

(衆議院 民主308議席 自民119議席、

参議院 民主106議席 自民84議席)

→圧倒的に民主党が両院ともども握っている


与党の決定権が

どこに所属しているのか

総理なのか、

政調会長なのか、

幹事長なのか

副総理なのか、

小沢元代表なのか


全く不明の中、

よく議員立法を

通せたと思います。


こうして内閣、政府与党の

決定権が不明であるならば

現場は混乱することは当然であると

考えます。


政治は決断を下して

現実を作ることで

未来を形作っていく

作業です。


その決定権が

あいまいな形に

なっていることを

反省しなければ

ならないと思います。


今年は名実ともに

復興元年へ。


しーゆー

ゆたか