ちょっと心配なこと | くまがい大 オフィシャルブログ「日本の明日を“ゆたか”にしたい」Powered by Ameba

ちょっと心配なこと

こんばんは

くまがいです。


TEAM-11の活動が始まりました。


小泉青年局長の活動方針の下、

災害がれきの広域処理

毎月11日の被災地訪問

を敢行する予定です。


そのキックオフとなった2月11日


私は福島県の会津地方へ


地元の県議さんで小林昭一氏の

新春のつどいにご招待いただき

宮城の状況や災害がれきについて

お話をさせていただきました。


会津地方は浜通りとはかなり様相の

異なった、むしろ風評被害に困惑している

状態で、なんとかその打開策を、

地元の方々と練っていけたら、と

考えています。


夜からは福島市へ移動して、

餃子のおいしい居酒屋さんで

青年部のみなさんとクロストーク。


話は夜が更けるにつれ、

酒の量が増えるにつれ

どんどん深くなりました。


そこでちょっと心配になったのは、

被災地間でかなりの温度差が

出ていること。


頻繁に

「仙台はバブルなんでしょ?」

「仙台は景気がいいんだってね」

と指摘されました。


どうも年末に放送された

ニュース番組がソースらしいのですが。

年末年始は、被災地だけでなく、

どの地域にも人は溢れると

思うのですが。。。


「バブルだね」というとき、

その指標が繁華街の国分町にしている

ところは、ちょっといただけないのですが、

私は酒を断っているので国分町の様子は

よくわかりません。


しかし、周囲で聞き取りをしていて

お金が回っている印象は全くといって

いいほどないです。


少々建築関係で復旧工事が

入ったところは、潤っている、と

聞き及んでいますが、それでも

当の業界は人件費の高騰や

建材費の高騰、人手不足などに

悩んでいますし、過去の震災バブル明けの

倒産ラッシュに戦々恐々としているのが

実態です。また、

広告業界や印刷業界は

全くお金が回ってきていない、

御足が回っていない状態です。


そして

失業者=パチンコ通い

という変な図式も

ほぼ確立しつつある

誤解であると感じ、


さらに、福島の方々は

「福島県人は~だからだめなんだ」

と復旧の遅さを自分たちの責任に

したり、全く見当違いに自分たちを

責めたり、身近な何かを非難したり

してしまっています。


これほど政治の不作為が

如実に表れている例はないのではないか

と思うほどに被災地間でも

変な「イメージ」によってさいなまされている

感覚を得ました。


被災地の実情と復興の進捗状況は

ありのまま、リアルに伝えていかなければ

ならないと反省しています。


とにかく、TEAM-11の発足です。

がんばります。


しーゆー

ゆたか