31年ぶりに | くまがい大 オフィシャルブログ「日本の明日を“ゆたか”にしたい」Powered by Ameba

31年ぶりに

こんばんは

くまがいです


今日、31年ぶりの貿易赤字

という見出しが躍っていました。


東日本大震災、タイの洪水、原発停止による

火力発電所への化石燃料の輸入などが

原因とある。


しばらく、我が国の経済的な困難は

続く見込みだ。

上記の要因に加えて超円高が

加わっている。


私は被災地の代表として

日々復興に資するように

努力しているつもりだが、

肝心の災害だれきの処理も

ままならない状態にあるから、

ここが踏ん張りどころだと

認識している。


その踏ん張るときに、

先日母校で行われた

東ティモールのラモス大統領の

スピーチを思い出す。


ノーベル平和賞を受賞した

同大統領はわが母校仙台東高校に

被災地視察と合わせて来校して

くださり、被災した後輩たちを

励ましてくださいました。


曰く

「第二次世界大戦後、焼け野原になった

日本は我々東ティモールやアジア諸国に

天然資源が無くても西欧諸国のように経済大国

になれることを証明してくれた。

勤勉で、教育を受け、まじめに働けば

先進国になれるとモデルになってくれた。

なので、この大震災からも立ち上がると

信じている」と。


どんな困難が目の前にはだかろうと

我が国の国民は、それを乗り越えてきたし、

乗り越えていくだろう。

この単純な行程を、何よりも

世界が信じている。

もしかしたら、日本人の方が

復興については半信半疑に

なっているかもしれない。


ある人は

「ギリシャや他の欧州諸国の

債務危機は対岸の火事ではない」

と言ってはばからない。


しかし、国債の種類や国民性を考えれば、

日本がギリシャやイタリアになりえない。


我々は失業保険をもらって

クルーザーを乗り回すような

道徳を有していない。

額に汗して賃金を得ることを

美として認識している。


ラモス大統領が講演を終え

後輩との質疑応答に移った時、

後輩たちは、自分たちが被災したにも

かかわらず大統領に


「私たち東校生、そして

日本が東ティモールにしてあげられる

ことはありませんか」


と言った。


私は涙が出そうになるくらい

うれしかったし、後輩を

誇りに思った。


技術革新も我が国ほど

先を行っている国はない。


40年前、アメリカの車はリッター3キロだった。

今、日本車はリッター40キロ走れるようになった。


その技術を生むきっかけは

オイルショックだった。


自信をもって行こう。


必要なのは絆。

それさえあればいい。


しーゆー

ゆたか




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