ゼロからのスタート | くまがい大 オフィシャルブログ「日本の明日を“ゆたか”にしたい」Powered by Ameba

ゼロからのスタート

こんばんは

くまがいです。


さて、新年がすがすがしい朝から始まった

地元仙台でしたが、あいさつ回りを

していると


「熊谷さん、資産公開みたよ!」


という声が方々から。


なかには、


「勇気あるねぇー」

という声も。

(なぜだかわかりませんが??)


資産公開は項目として

不動産や有価証券、定期預金、家屋や

車両について書かなければならないのですが、

私はすべての項目で「ゼロ」でした。


選挙戦でもいろんな意味を込めて


「ゼロからのスタート」


というスローガンを掲げて戦い抜きました。


この「ゼロ」という資産公開にかんして

新聞社や週刊誌などマスコミ各社から

取材の申し込みがありました。


もちろんすべて真摯に

お応えしております。


取材内容は、

「資産公開にかんして抜け道がありますが、どう思いますか?」

「家族や妻に名義をうつしている方もいるようですが?

「どうして資産なしで国会議員になれるのか?」

はたまた

「ニューリッチ」と称されるみんなの党の

資産家議員についてどう思うか?、

などいろいろと質問を受けました。


まず私は、大学院→就職氷河期→無職→フリーター

→中学校英語講師→松下政経塾→参議院議員

という道程ですので、そもそも蓄財する時期も

機会もありませんでした。


塾生の間に結婚して所帯を持ちましたので、

さらに出費はかさみ、塾生の期間は爪に火を点す

生活を親子三人でしていました。

結婚式も披露宴なしの神前結婚式でした。


選挙は親からの借金。


しかし、大事なことは資産ゼロという

ことではない、と訴えました。


たとえ資産ゼロだとしても

世の内憂外患を真剣に

主張し、それを変えていこうと

志を抱いて名乗りをあげたならば、

どこの馬の骨かわからない

人間でも、しっかりと

応援してくれる人がいる、

ということ。


それを後進に示せたことが

一番だったのではないかと

思っています。


ある新聞には


「熊谷氏、ゼロ報告」


と書かれましたが、

ゼロで報告するしかないでしょ、

実際ゼロなんだから・・・(゜-゜)


「従来、立候補するのには○億円かかったんだよ」


と公募に手を挙げた時には

多くの方から言われました。


これをどうとらえるか。


私は、先輩議員たちが、一生懸命

取り組んだ政治改革の成果だと

思っています。


知名度、資金、地盤がなくとも

機会は万人に平等に開かれている。


数値やお金には換算できないけれども

大志を抱くことで人は受け入れてくれる。


もちろん、それは私の力ではなく、

日本社会のもつダイナミズムなんです。


そのことを証明できたことは

日本の政治史にとっても

大きな一歩だったと思っています。


ちなみに。

うちの妻は私がATMで時間外に

お金をおろすと105円の手数料が

かかってもったいないと怒ります(-_-;)


しーゆー・・・

ゆたか