襟裳の春は何もない春です | くまがい大 オフィシャルブログ「日本の明日を“ゆたか”にしたい」Powered by Ameba

襟裳の春は何もない春です

こんばんは

くまがいです。


本日海岸沿いを奔走中でした。


きれいですね、南三陸町。


私は宮城野区の蒲生で育った

こともあり、将来は海沿いで暮らしが

立てられたら、と夢があります。


「海は厳しいし、海沿いの生活も厳しい」


そんな声も聞かせていただきました。


なぜ、地域は元気がなくなって行くのか。


なぜ農林水産業は立ち行かなくなるのか。


なぜ、後継者が続いていかないのか。


それぞれ我が国の根幹を揺るがす大きな

政治課題だと思います。


「地方の人の生活の方が政治と直結

してますから、若い人の政治への関心は

強いですよ」


ある方からそう教えていただきました。


東北地方はまだまだ道路、公立病院、学校

など、インフラの整備が遅れています。


ぼやぼやしていると高齢者が車を

運転できなくなり、さらに、後見される

方も少なくなることが予想されるので、

社会的なコストは上昇します。


「国土の均衡ある発展」


未だその言葉が素晴らしい理想主義的

な響きをもっているのは非常に興味深いと

思います。


しかしながら、軽トラックしか通れないような

狭い道、ガードレールのない沿道、昼間から

蛙の鳴き声が響き渡る田圃地帯、そして何より

海、山、森といった自然とともに生きている

その姿に感動を覚えることもしばしばあります。


襟裳岬の歌詞にこうあります:


「襟裳の春は何もない春です」



もしかしたら、「何もない」ことへの郷愁が

今後の環境時代を考えるときに大きな

キーワードとなるかもしれません。


そして何もないが故に


「寒い友達が訪ねてきたよ

遠慮はいらないから暖まっていきなよ」


社会整備基盤がたとえ遅れたとしても

この孤独な社会、無縁社会に対抗できる


「社会関係資本、ソーシャルキャピタル」


は、しっかりとあたためておかなければ

ならない事を改めて感じさせられた

一日でした。


しーゆー

ゆたか


本日の体重:76.9キロ

朝食:サンドイッチ、パン2つ

昼食:肉そば

夕食:カレーライス、烏賊の和え物、大根わかめサラダ、豚肉