詩情そそる美田 | くまがい大 オフィシャルブログ「日本の明日を“ゆたか”にしたい」Powered by Ameba

詩情そそる美田

こんばんは

くまがいです。


今朝、読売の新聞の読者川柳

で、こんな句がでていました。


「マニフェスト出来ない事の一覧表」


いやー、すごい。秀逸ですね~。

今度マニフェストについてブログを

書きたいと思いますが、その前に

今週末田植えシーズンでしたので、

少々。


私の妻の実家が仙台市内で

コメの専業農家をしていますので、

田植えシーズに田圃に入らせて

もらうことがあります。


その際に感じるのは、

泉ヶ岳を眺望し、ウミネコ

や白鷺が飛び交う最中

土と一緒になって

田植えをするのは

とても気持ちのよいことです。


目借時の今、アマガエルの

美しさとかわいさと言ったら

ありません。


夏には蝉しぐれが

季節を感じさせるように

桜が舞い散り、田園に

水がはられると、ゲロゲロ

大合唱が耳に心地よく響きます。


食糧安全保障

環境保全

食育


など、いろいろと難しい言葉で

農政が語られることがありますが、

わだしは個人的に、田園の果たした

役割、特に水稲栽培の役割は


「日本人の感性」


を育んできた、という一言に

尽きると思います。


四季がめぐり、

春とともに水田に入り、

夏の暑さに育成の気づかいをして

秋の実りの時期を迎える。

秋祭り、収穫祭は豊穣の感謝と

一年を通して働いたことへの

慰安とねぎらいが込められています。


四季折々の労苦や喜びを

俳句や和歌に昇華させる

ことで日本人は美的感性を

育んできたと

思っています。



残念ながら

最近、手当ということで

四季を通し、働くことへの

喜びと感謝、そして収穫した時の

達成感が無碍にされるような

政策が採用されていることに

危惧を感じます。


日本人は働くことを通して

自己確立や存在意義を明確に

してきた民族だと思っています。


手当を支給することは

単純で非常に分かりやすいことでは

ありますが、そもそもの

国柄や日本人の気質を無視した

考えになりがちなような心配も

あります。


詩情あふれる美田とともに歩んできた

日本人の歴史と生産文化。

それらを壊してはいけないと

強く思います。


しーゆー

ゆたか


今日の体重:78.5キロ

朝食:カレーライス

昼食:マグロ丼

夕食:あんかけそば、わかめのおひたし


おやつ:最中(ごま)

     ショートケーキ(母の日)