【わかる?】ビッグバンで「無から有が生まれた」とはどういうこと? | くまがい鍼灸院のブログ

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2024年5月18日 より。

 

いま人類は、AI革命、パンデミック、戦争など、すさまじい変化を目の当たりにしている。現代人は難問を乗り越えて繁栄を続けられるのか、それとも解決不可能な破綻に落ち込んでしまうのか。そんな変化の激しいいま、「世界を大局的な視点でとらえる」ためにぜひ読みたい世界的ベストセラーが上陸した。17か国で続々刊行中の『早回し全歴史──宇宙誕生から今の世界まで一気にわかる』(デイヴィッド・ベイカー著、御立英史訳)だ。「ビッグバンから現在まで」の138億年と、さらには「現在から宇宙消滅まで」に起こることまでを一気に紐解く、驚くべき1冊だ。本稿では本書より特別にその一節を公開したい。
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そもそもビッグバン以前は「無」だったのか?
 では、実際のところ「無」はどこにあるのか? どうやらそれは、私たちが発明した実態のない概念のようだ。
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「無」というのは、この宇宙では物理的にあり得ない状態なので、ビッグバン以前に「無」(人間が発明した概念であり、人工的に再現できない状態)が存在していたと考えるのは、大胆な仮定であり、論理の飛躍だ。と言うか、まったくの間違いだ。

「無」という概念が、この宇宙以外のどこかに存在するとか、時間さえまだ存在していなかったビッグバン以前に存在していたなどということを、期待できる理由は何もない。「無から何かが生まれた」というのは、科学的にも論理的にも正当化できない大胆な仮説に基づく言説なのである。

 現在と同じルールが働いていない原始の宇宙の仕組みを理解するためには、私たちはこの宇宙で有効だと信じている基本的な考えのいくつかを捨てる必要がある。

 私たち霊長類の脳は、生存と進化に必要のない概念を理解することができない。人間の脳はそのようにはできていない。トースターでメールを送れないのと同じことだ。

(本稿は、デイヴィッド・ベイカー著『早回し全歴史──宇宙誕生から今の世界まで一気にわかる』からの抜粋です)

 

 

 

 

----- 引用ここまで -----

 

 

 

「無」とは。

非常に難しい。

この世を生きていると「有」ばかり。

宇宙ができる前???

私には分からない領域だ。