ペースメーカーの後ろを走るとランニングエコノミーが改善する!? | くまがい鍼灸院のブログ

くまがい鍼灸院のブログ

つらい腰痛、一人で悩まず私にお任せください!

埼玉県越谷市東越谷9ー36ー13
電話 048-940-3189
https://www.kumagai-shinkyu.com/

ランナーズ online

2024年4月26日 より。

 

003668

 

003669

海外では5分刻みにペースメーカーを配置する大会もある(写真/ローママラソン大会事務局)

 

ペースメーカーについて走ることのメリットは大きく分けて3つあると考えています。1つ目が「空気抵抗の低減効果」で、これは「追尾走」の観点で最も影響が大きいと考えます。ざっくりいうと、人の1mくらい後ろを走ると空気抵抗を50%程度カットできると見積もることができ、無風、かつマラソンで2時間36分くらいという仮定で、約3~4%のランニングエコノミー改善につながるとみられます。走るスピードが落ちるほど空気抵抗も減るので、その分効果も弱くなり、マラソンが4時間の人で2.3%程度のランニングエコノミーの改善があると推測します※。
空気抵抗の観点だけでいうと、集団の中で走るときの位置は人の真後ろがいいですが、ぶつかる危険性を予測してしまうことによる気疲れが起きたり、実際に前の人が急にペースを落としたり転んだ時にぶつかる可能性が高くなるので、位置は前の人の肩の後ろあたりが良いと考えます。真後ろから側方に20~30cmずれたところが自分の中心にくる位置であれば、30~40%の空気抵抗低減の恩恵を受けつつ、ぶつかるリスクも避けられます。空気抵抗は前に人が多いほど減らすことができますが、集団の伸び縮みによるペース変動を考えると集団の3~4列目が一番良いと考えます。

 

※ランニングエコノミー…いかに少ない酸素摂取量(Vo2)で走ることができるのかを表す指標。ランニング時の酸素摂取量は、多くなればなるほど体内のエネルギーが消費される。ランニングエコノミーが改善すると、同じ速度で同じ距離を走った場合、酸素摂取量が少なくなり楽に走ることができる。フルマラソン4時間の人が2.3%ランニングエコノミーが改善したとして5分30秒くらいのタイム短縮

 

 

 

 

----- 引用ここまで -----

 

 

 

 

2023年11月23日に出場した30km大会で。

人生初、ペースメーカーの後ろを追走。

24kmまで5:00/kmを継続できたので効果を実感。

ラスト6kmは、私の練習不足。

今後、ペースメーカーがいる大会に出場の際は、最後まで付いていけるよう頑張らねば。