DIAMOND online
2023年12月3日 より。
頑張っているのに成果が出ない。どうすればいいのか、途方にくれる人も少なくないだろう。そんな人たちに話題となっているのが、『1位思考──後発でも圧倒的速さで成長できるシンプルな習慣』。「ビジネスリーダー1万人が選ぶベストビジネス書 TOPPOINT大賞2023上半期ベスト10冊」に選抜された本だ。創業9年目で売上300億円にしたアンカー・ジャパンCEOの猿渡歩氏、初の著書でもある。猿渡氏は「適度にサボると生産性は上がる」という。コンサル→ファンド→27歳アンカー・ジャパン入社→33歳アンカーグループ最年少役員→34歳アンカー・ジャパンCEOになった著者が、参入したほぼ全製品カテゴリーでオンラインシェア1位になった秘密は、シンプルな6つの習慣にあった。本書の一部を抜粋しながら急成長の秘密を明らかにしていこう。
毎日8時間寝るジェフ・ベゾスの告白
アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは著書『Invent & Wander―ジェフ・ベゾス Collected Writings』(ダイヤモンド社)の中で次のように述べている。
「8時間寝る。
時差のある場所に行くのでもない限り、睡眠を優先させる。
8時間も眠れないことはあるが、この点はかなり気をつけている。
8時間睡眠が私には必要なのだ。
よく寝れば、よく考えられる。
元気も出る。
機嫌もよくなる。」
「4時間睡眠だとしよう。
すると4時間分、いわゆる『生産的な』時間が増える。
それまで一日12時間働いていたとすると、それがいきなり4時間増えて16時間働くことができる。
決定を下せる時間が33パーセント伸びることになる。
それまでに下していた決定の数が100件なら、さらに33件の決定が下せる。
だが、疲れていたりヘトヘトになっていたりで、決定の質が下がるとしたら、本当にその時間に価値はあるだろうか?」
ベゾスはきちんと睡眠時間を確保することで、判断の質を保とうとしている。
睡眠時間が少なくなると、疲れがたまりやすく、判断力が落ちる。
経営者として常に冷静な判断ができるよう、脳をフレッシュな状態で保てるよう心がけている。
睡眠は、下記の「成果の公式」にある「インプット×思考回数×試行回数÷時間」の源泉なのだ。
【成果の公式】
成果=「インプット×思考回数×試行回数÷時間」×「ミッション×バリュー」
----- 引用ここまで -----
私の平均睡眠時間は8時間。
ベッドに入るとすぐに入眠。
睡眠不足は全ての質を低下させる。
免疫力を高め、健康的に過ごそうと心掛けている。