NHK 健康チャンネル
2023年11月21日 より。
解説いただいた専門家
神奈川リハビリテーション病院 病院長
杉山 肇(すぎやま・はじめ)
川西市立総合医療センター 人工関節センター長
菅野 伸彦(すがの・のぶひこ)
変形性股関節症の手術
関節鏡手術
骨切り術
ロボティックアームを使った人工股関節置換術も
事前に患者さんの股関節をCTで撮影し3次元のモデルを作成します。モデルを使って骨をどう削るか、人工股関節をどう埋めこむかといった計画案をシミュレーションしたうえで手術を行います。
ロボティックアームは医師が動かしますが、計画案の範囲内でコントロールされます。
骨盤のカップの部分をロボティックアームで削るとき、そばのモニターに骨が削られていく様子がリアリタイムで映し出されます。緑色の部分が計画案で削ると決めた範囲です。実際に削られると白色に変わっていきます。万一、アームの動きが計画案から外れそうになるとロックされ静止します。
削ったところに人工のカップをロボットアームを使ってはめこみます。カップの位置が青色で表示され、角度や深さを計画案に一致させることができます。
----- 引用ここまで -----
人間の中で一番大きな「股関節」
私も鍼灸治療の中で、特に意識している部位なんです。
ロボティックアームを使用しての手術、すごい技術なんですね。