つづけて更新しますね!

13日は能登半島輪島市『白米千枚田』へ行ってきました。

広大な棚田を囲むかのように無限に広がる日本海!
日本にこんな場所があったのかと感激しました。

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7月に山形県の朝日町で出会った
『椹平(くぬぎだいら)の棚田』も大変素晴らしかったですよ。

やはり私は田畑に触れるのが好きなんですね!

この千枚田に3万本のキャンドルが灯る『あぜの万燈(あかり)』は、
5年前の能登半島地震からはじまった祈りの一夜です。

夕方から『あかりびと』のみなさんが田んぼのあぜに
ひとつひとつキャンドルを並べて火を灯していきました。

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こんなふうに綺麗に並べられていくキャンドル。

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ご年配の方からお子さんまで『あかりびと』に参加されていました。

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写真では写しきれない広さにズラーっと。

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陽が落ちて薄暗くなっていくと同時に
浮かびあがっていくロウソクの柔らかな灯り。

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オープニングセレモニーでは輪島の梶文秋市長さんから、
「能登半島と東北を灯りで繋ぎ東日本大震災の一日も早い復興をお祈りします。」
というようなお話しがあり、非常に考え深いものがありました。

現地の方々からのお話しも聞くことができました。

能登半島地震がおきてからというもの観光客がどっと減少し、
この5年間、本当に大変な状況がつづいていたそうです。

「やっと少しずつ能登にみんなが来てくれるようになって嬉しいよ。」と。
「東北はどう?」ってみんな心配して下さいました。

少しでも力になりたくて「気仙沼からも食材を取り寄せてるよ!」と仰い、
「宮城県産」「気仙沼産」「三陸産」と書いてある
発泡スチロールを持ってきて見せてくれたりしました!

「お互い頑張ろう!いつも心配しているよ。」
「私たちもあのとき、助けられたから。」

そう、東北の方へ伝えて欲しい。と、
輪島の方々から伝言を預かって参りました!

非常に有難く、ただただ、泣けてきました。

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静かに流れゆく時間に身を委ねて深く深呼吸。
3万本のキャンドルに囲まれたステージへ立たせて頂きました。

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「月恋歌」、「海」、「僕らの声」、
「春の永遠」、「雲の遥か」を歌いました。

「雲の遥か」の出だしの歌詞。
『田んぼを見渡して...』

まさに田んぼを見渡しながらの弾き語り。

田んぼのなかで歌うのはもちろん初めてのことだったので
とても不思議な感じがしましたよ!

幻想的な風景は、ふと、自分の心を見つめる時間でもありました。

能登半島で出逢った皆様、ありがとうございました。

エフエム石川さんで毎週月曜日にONAIRされている
「Afternoon Cruise」内のコーナー。

『熊谷育美の“その先の青へ”』も
聴いて下さっている方々に声を掛けて頂き嬉しかったです。

関東から駆け付けて下さったファンの方々もいらして、
驚きのあまり思わず「わーーー!」と叫んでしまいました。

無事にご自宅へ着いたでしょうか?

さて、皆さんにも『あぜの万燈(あかり)』の写真をお届けしましょう!
撮影は私がデビューのときからお世話になっているNishizaka氏によるものです。

では、皆さんも幻想的な世界へ!

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いかがでしたか?

能登半島・輪島市。
代々受け継がれる漆器の町。

風情ある美しい町でした。

また来年、行けたらいいなぁ。

14日編へつづく。