3月29日 財研出版を離脱するmihanaさん、ももさん、こころさんの挨拶文がHPに掲載されました。 

・ももさんより皆様へのメッセージ

「大切なものはお金じゃなかった」経世済民

では、お金ではなく大切なものはなんなのか? 人、命、愛、夢、希望、仲間…
出てくる言葉は人それぞれだと思います。そして同じ言葉であっても、人それぞれにその言葉の意味や認識は異なり、違う…人それぞれの世界がある。

もしたくさんの大切なものの中から一つ、と言われたら、わたしはそれは「こころ」ではないかと思います。

「こころ」あっての人。人の身体は「こころ」の器であって、「こころ」がなければ人は人ではなく、人の形をした生き物ではないか、と思うのです。

「国の本当の財源は今を生きるあなたのこと」と書かれたチラシを発行・配布する「財源研究室」の活動から、財源サブカル分室として2022年の冬コミに「シン・財源はあなたです。」を発行したことをきっかけに2023年4月から「同人サークル 財研出版」として出発したこのサークル活動。


数ヶ月の間にminahaさんの「日本経済を解説するヤンキー」「資本主義と闘うギャル」という2冊の素晴らしい本が出版できたことは奇跡だと思います。編集のあだん堂さん、ありがとうございます。まさしく熱い! 純粋な熱意のほとばしる愛の結晶です。経世済民…みんなのしあわせを願うmihanaさんの情熱が込められた本です。

この1年の間、わたしは共同代表として「“ゆるく楽しい“同人サークル 財研出版」を盛り上げるべく活動させて頂きました。コミケ、コミティア、文学フリマでの売り子経験、出展者の皆さんの情熱の結晶である作品の数々を見て、これは生半可ではダメで、徹底的な愛を表現する世界だなと感じました。

作家として作品を作るということに改めて、楽しくと同時に、ある意味ストイックに取り組まなければならないなと思いました。その思いが湧いてくるのと同時に、財研出版の大切な「心」であり心臓であるこころさんの状況を知り、わたしは共同代表は辞めなければならないと悟りました。

2024年3月13日にわたしのX、Facebook、ブログで共同代表を降りたご報告をさせて頂きました。

わたしは今自らの手で「お金は食べられない」を出版するべく準備を進めています。
ネットでの公開と販売・毎月25日に開催しています「アモヨコ古本喫茶」(京都市上京区)や文学フリマなどに出展できたらいいなと考えています。

この1年間楽しく活動ができましたことを感謝しています。

「財研出版」を通して出会ってくださった皆様とのご縁を大切にして
これからの活動に取り組んでいきたいと思います。

ありがとうございました。

2024年3月23日 もも