時代祭の朝

 

維新勤王隊は朱雀公園を朝8時に出発して京都御所に向かいます🌿ということだけは知っていて、どこのルートを通って御所に向うのかはわからない状態で 

 

8:20頃二条駅あたりに車を走らせていると

 

笛や太鼓の音色が聞こえて来ました!

 

 

維新勤王隊の行列だ〜!

 

二条駅裏の駐車場、いつもは満だけれど早朝だからか空いてる!

急いで車を停めて 道路の向こう側に渡ります。

 

 

 

 

鉄砲隊のNaokiを発見しました!

 

 

わたしを発見して、ちょっと顔がにやけていますね

 

いいお天気に恵まれて

 

行ってらっしゃい!

 

 

 

 時代祭の練習や衣装合わせのために連日連夜 帰りが遅くなる毎日で学校も部活動も休まずに 22時か23時の電車で帰ってくる日々…よく頑張った!時代祭当時も早朝5:04の始発で朱雀公園に向かいました。すごい

 

 洛陽総合高校のバトミントン部にNaokiは所属していて、顧問の先生がお祭り担当のために 昨年に続いて今年も参加させて頂きました。でも、来年は受験があるだろうから今年で最後かな。

 

 

 時代祭が終わってNaokiは「僕らは数日の練習だけど 地域の人らは1ヶ月前から毎日練習して合わせて来てはるから その努力を無駄にはできない 自分らが乱してはいけないと思って頑張った」と言っていて 立派だと思った。

 

 

 

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 時代祭は長年京都に生まれ育っていても馴染みがないというか、どうやって参加するのか謎…地域、学区の当番制とか聞くけど 朱雀学区の維新勤王隊は毎年参加されていると思う。今年はわたしの地元の仁和学区が当番の年だったらしい…けれど 当番の学区に住んでいたとしても、それだけで参加できるかどうか?

 

 そういう意味では地域の神社のお祭りは誰でも申し込んだらお神輿を担ぐことに参加でき開かれてる

 

 お祭りの人手不足で学生ボランティアを集めて、という話も聞くけれどそもそもどこで募集されているのかもさっぱりわからない…謎の仕組みで成り立っている時代祭に

 

 Naokiが参加できるのはありがたい機会の極み✨✨

 

 

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 ではあるけれど、こういう伝統的な祭はたいてい参加資格が男子 というのが歌舞伎とか相撲と同じというか日本の伝統芸能あるある…

 

 

 それっていいのかな〜とは思う。10月1日にあった北野天満宮のずいき祭の学生ボランティアでも男子学生は何か衣装つけてお役目もらっているけれど 女子学生は法被来てジュース配ったりの雑用をしているから これを「伝統」として継承するのはいかがなものか?と思った

 

 素晴らしい伝統文化や芸能は引き継がれて来た重みがあって圧倒的なんやけれど…

 

 「女子が男子サポートする役割」というジェンダー刷り込み的「それが当たり前」というのを若い世代に引き継ぐことになるんとちゃうかという意味では危惧する

 

 もちろん誰かをサポートする喜びや誇りもあると思うし、それはそれで素晴らしいんやけど…

 

 まぁ参加資格が男子だけとか、女子は男子のサポートで雑用のみという形で「伝統」が引き継がれるなら、その「伝統」は廃れるべくして廃れるだろう

 

 職場や家庭における男女共同参画…は進められてるとは思うけど、地域のお祭りや伝統芸能の場において男女の役割がフェアというかより良いものになるともっと 地域社会は開けるんちゃうかなと思う