自己愛性パーソナリティ障害を知ってから

 ずっとぼんやり考え続けているのだけれど

 

 このように親が自己愛性パーソナリティ障害の場合、その支配から抜け出すことがむずかしいのは

 

 支配されていることに気がつかない から 

なんだけど

 

 家を出てひとり暮らしをしたり

 結婚して自分の家庭を持ったとしても

 

 まだ実は 支配されるパターンから抜け出せない 

 

 というおそろしいことに気がついた。

 





 親の支配から脱することができたとしても

 

 また別の 自己愛性パーソナリティ障害の人に

 ひかれてしまったりすることに気がつかない

 

 

 支配されている状態が、普通の感覚になってしまっていて モラハラを受けても その感受性が鈍くなってしまっていて


 

 支配されていることに気がつかないし

 

 今まで受けてきたハラスメントよりもマシ みたいな異常な忍耐力が発揮されてしまって

 状況が悪いのが続いてしまう...

 

 とうとう耐えられなくなって、友人だと絶交とかになるんだけど...

 

  支配されているということに気がつくということは

  

 また別の顔をした同じものに支配されることを繰り返さないようにするためにとても重要なこと

 

 

  モラハラに慣れないこと。

  感受性を大切にすること

  変なポジティブ思考や忍耐力を発揮しないこと

 



 

  わたしは 30才の頃に(占星術ではサターンリターンというけどね) 子どもを持って家庭を持ち、そして「お金の秘密」や陰謀論を知って

 

 両親がわたしを虐待していたのは 

 両親もいっぱいいっぱいで辛かったのだな

 社会の仕組みが悪いのだ と理解したところがあったんだけれど (自分が苦しいからと言って子どもを虐待してもいい理由は全くないけれど)

 

  今45才 母親が自己愛性パーソナリティ障害ということに気がついて 辛かったんじゃない、支配することを楽しんでいたのだ ということがわかって 深くショックを受けている。

 

  45年 気がつかないって やばいなぁ...

 生まれ育ちだから仕方がないやろけど

 22才で家を出て独立していても...

 

 

 

  ほんとうは いい人なんだけれど 

  辛いことや悲しいことがあって 不満や怒りがある かわいそうな人

  という認識であったのだけれど

 

  最初から ちがってた

  しあわせの価値観が違ってた

  かわいそう じゃなかった

 

  

 そして思うに 自己愛性パーソナリティ障害の人は

 「外面が良い」「自分より立場が弱い人を支配しようとする」ことから考えて この社会にたくさんいるだろうと想像する。「外面がいい」から 気がつかないだけ。

 

 

 “イヤなものは他人の幸せで 他人の不幸が大好物“

 それが「人間の本音」だと思ってる人たち 

「他人の不幸は蜜の味」がことわざみたいになって残って支持されていることを考えると その数は思うより多いのだろう

 

 わたしは社会の仕組みやお金の仕組みが人間を苦しませているのだと思っていたのだけれど

 他人の苦しみを喜びと感じる人が多いから この生き苦しい社会を作っているのだな とも思えた

 

 だからといって このままの社会の仕組みでいいとは全然思ってないけど