ふと市議会議員であったときに 何回 恫喝されたかな~と思って 思い出しながらカウントしたら10回くらいだった。4年で10回として1年間に2、3回 密室で恫喝されたり、集団に取り囲まれたりしていた。
今から思えば すごい。普通、一般的にはこんな頻度で恫喝なんかされないと思うんだけれどどうだろう? 市議会議員では恫喝されるのは珍しくないこと、かな?わからない わたしの感覚が狂っているかもしれない
なぜ恫喝されるのかというと、市長提案の議案や計画に反対したり、市長派の会派を離脱したり、自分のブログに市役所の執行部の発言をのせたり、そのような意に沿わないことをすると そういう目に遭う。市長派の市民に囲まれて 吊し上げられたりもした。
だから、わたしは現状において 比較的若い女性が田舎の市議会の選挙に出ることはあんまりというかおすすめできない。都会だったらまた違ってくると思うけれど、こんな恫喝が普通にあるような仕事を普通おすすめできないだろう
小学校の廃校が 別に自分自身の損得になることじゃない 出身の小学校でもない
高島市の将来を考えたときに小学校を廃校にすることはその地域の消滅に向けての大きな一歩になることだと 思ったから 反対しただけなんだけれど
それを反対することは大変なことだった 1ヶ月でそれこそ9kg痩せたと思う。しばらくして元に戻ったけど。恫喝に耐え まぁほんとに 身を削って ようやく勝ち取ったのが 原案の修正で廃校の一年延期だった。
廃校をくつがえすことはできなかった。でも、聞くところによると原案の修正は極めて異例なことで 全国的な市議会事情ではレアなことだったらしい。
高島市の将来を考えて、なんで反対ばっかりしなくちゃいけないんだろうって思ったのが、市長選に出ようと考えた一つの理由。反対をするのは めちゃくちゃエネルギーがいるから
なんで 都会と田舎は違うんだろうって考えたら、単に住んでいる人々の感覚が都会的という意味合いではなくて
都会には大学があって 若い人が街に住んでいることが違うんだ…と気がついた。京都に住んでいたときは大学があるのが当たり前で、初めて選挙を手伝ったのも大学生のときだった。
比較的時間の余裕のある若い人がいるまち…それが大学のある街 今は就活とか言って忙しいかもしれない ブラック企業で残業ばかりというような状態ではないだろうけれど、奨学金の返済のためにアルバイトの掛け持ちで忙しいかもしれない けれど
田舎で生まれ育った若い人は 大学に通うために 都会に下宿をすることになるだろう
田舎には 若者はいない そういうことか…
選挙権は18才からだけれど 被選挙権は25才以上から…これっておかしいことだな と思う。
なんで選挙に出るのは25才からなんだろう?
25才というと普通に働いていて、選挙に出るために仕事を辞めなければならないことになってしまう
辞めて選挙に出たからといって 当選するとは限らない。リスクがある。
仕事を辞めなくても、選挙に出られるといいけれど…
そうか
だから選挙に出る人は自営業の人が多いのか
公務員や一般的なお勤めをされていたら 辞めなければならない。
だから市議会議員の選挙の顔ぶれでは退職したばかりの60才代の男性が多いのか。
もし18才でなくてもせめて 20才以上で選挙に立候補できたら、学生の身分で選挙に出ることが可能になる。当選しなくても、チャレンジすることはそれこそ良い経験になると思う。
というか こんな選挙、ポスター貼って 選挙カーで名前の連呼とか街頭演説とか
ほんとは大人がやるようなことなのかと思っている
絶妙だな…被選挙権が25才以上…若い人が政治に参加しにくいようにうまく設定されている
若い人のチャレンジが難しいようになってる
国会議員で若い候補者が2世であったりするのはそういうことか…
供託金も海外の他の国に比べて 日本はとても高額だから
その点においても ハードルは高い 新しい人、若い人が入りにくくなっている
若者が政治に関心がないとか これからは女性の時代だとか なんとか言われてるけれど
選挙制度から根本的に見直す必要が 大いにあるはず
2017年の6月に性犯罪の厳罰化がされていて
•非親告罪化(被害者の告訴がなくても起訴できる)ようになった。