もう、ゴリゴリに書きます。書ききるぞ！
もう、終わらせるぞ！の勢いで
お正月のぷんすかぷんの彼女のおかげで
気がついたことはもう一つ
それはわたしには裁判や司法手続きの経験がある...ということだった。
わたしが経験した裁判は
大学卒業間際に担当教授から暴行行為を受けたのが...
あ！そっか
これも、もしかして１月かもしれないなぁ...
1999年の１月なんだ。
だから２０年前だ！わおー！
暴行行為を受けて、あぁ大学教授とはこのようなものなのか
一生懸命受験勉強して入学した国立大学って
こういうところだったんだ... という。
そうそう、裁判ね
何年かたってそうだな24才25才の頃だった
その教授にセクハラ被害を受けた学生が大学の事務局に訴えて、調査が始まって、わたしの案件が一番被害が大きかったことが判明して、証言をすることになって
大学がその教授を懲戒免職の処分にしたのね。
で、その決定を不服として、教授が大学を訴える裁判で、もちろん大学は正しいことを主張する。わたしは大学側で、法廷で証言する...
そしてその教授は懲戒免職になりました。
その時２８才の時だったかなぁ
裁判に関わって３年
２２才で被害を受けてから６年かかったんだよね
めでたしめでたし
というかわたしにとってはなんのメリットもないなー
って思ってたんだけれど
後日、大学からか同級生からか
「その後、大学の改革が進み、良くなった。」っていうことを聞いて はじめて 「よかったなぁ！」って思った。
女子学生を何年も何人もセクハラして暴行するような教授がよい授業や学校運営もするはずもないから、彼がいなくなったことによって、学校運営が風通しがよくなって、意見が言えるようになったりしたんだろうね。
思ってもみなかった よかったこと
そういう稀有で貴重な経験をしてる、ってことが
大きい。
何を学んだかというと、セクハラやパワハラなどの被害を受けた時に「声を上げる」ということが、自分のためにはならないかもしれないけれど、みんなのためになる。
っていうこと。
「こんなひどいことをする人は遅かれ早かれ痛い目に遭うに決まってる」なんて思って、黙っていたらだめだっていうこと。
被害に遭った人はそれはそれは辛いんだけれど、そこで、黙ってしまったら、次は他の人が被害を受けちゃう。
黙っているっていうことが、加害者をのさばらせてしまう、加害者の加害行為が他の人に拡大することを容認してしまうことになってしまう。
自分が被害を受けた被害者なのに、黙っていることで、だれかを被害にあわせてしまう...それは「罪」になってしまうとさえわたしは思う。
被害者の社会的責任というか
加害者をこれ以上罪を犯させないというか...
いや、全く被害者の人にメリットないんだけどね。
だからほんと被害者は大変で、ほんとにいいことがないから、被害にあわないようにするっていうことが大事なんだけど、被害者が悪いってことは全くないからね。
わたしの場合はどうしたら被害にあわなかったのか？
もう、その大学に行かなかったらよかったな
っていうことになっちゃうなぁ
勉強頑張らなくてもよかったね っていう...
日本の国立大学というのは、そういうところだ。
とわたしの中ではなっている。
でも、大学の事務局はとてもまともだった。
調査や裁判 当時事務局で働いていた職員さんが実にこの課題に真摯に取り組まれたんだと思う。彼女がいなかったら、裁判なんてなかっただろう。また、当時の学長もとてもまともだった。まともで良い大学になってよかった。
（今はどうかしらないけどねー たぶんいいと思うよ）
根本的には 加害者を生み出さない社会にすることが大事だと思う。人はそもそも悪いことなんてしたくないはずだ、と思う。生まれたて赤ちゃんはみんな天使だし。おじさんも生まれたときは天使だったはずなんだ。
それはベーシックインカムにつながる。きっと男性が会社や社会で抑圧されているから、女性や立場の弱い人にセクハラやパワハラをして鬱憤を晴らしているのだろうと思う。
へんな抑圧のない社会にしたいなぁ〜って思ったのも、ベーシックインカム活動を始める動機かも。
そんなこと。
そんな経験があるから、お正月の彼女にも
「不当な行為を受けたなら、損害賠償を請求されてください。それが社会のためにもなりますから。また市議会議員としても」
ってお正月に話したのにさーーーー
「選挙の資金が足りないからといって、裁判を起こすのはおかしいと思います。ももちゃんは選挙をお金儲けだと考えているけれど...」っていうメッセージが返ってきたから
ほんとなんで 話したことが伝わらないんだろう
と不思議に思った。