「重油流出事故の情報が発信されない理由を海上保安庁の中の人に聞いてみました」の記事をシェアします
https://news.yahoo.co.jp/byline/katsukawatoshio/20180207-00081349/
記事の出だしを一部転載
”国内の情報が少ないことから、「国とメディアが何かを隠している」という陰謀論がネットで飛び交っているようですが、そうではなさそうです。考えてみれば、日本政府には今回の事故の責任がないので、その影響を隠す動機がありません。隠しているのではなく、その情報を国民と共有する必要性が組織全体で共有されていないのでしょう(それはそれで残念ですが)。... " (転載おわり)
SNSでは「隠してる!ひどい!許せない!」系の投稿が目に付きます。でも、情報が出ないのは「隠してる」わけでも陰謀論でもないのです。
陰謀論は「権力を持った悪の支配者」と「無力な一般市民」がいるという前提の物語です。この物語では権力をもっていると思われる人、たとえば政治家は厚顔無恥で冷酷非道の悪の象徴であり同じ人間ではありません。そして善良な市民は被害者であり無力です。
でも、そういう物語イケてますか?
そんな物語の中に生きていて 楽しいですか?
無力のままで
ネットで「ひどい! 許せない!」って言い続けて
楽しいですか?
わたしにはわからないけれど
まぁきっと 楽しいんだ っていうことにしておきます。
情報が公開されているという状態が望ましいと思っていて、現状が情報が公開されていない、不十分だとするならば
ネットで「ひどい!許せない!」って投稿してるその労力で
海上保安庁に「情報公開をお願いします」
ってメールすれば、
そこから作られる世界はどれだけ異なっていることか。
海上保安庁の人も同じ人間だからメールやFAXか電話が来たら「情報公開の要望が来た」と受けとめて、数をカウントしてくれます。
そしたら情報公開も進んでいくんだよ✨
情報が公開されている世界がつくられていくんだ。
「 わたしたちは無力だ
どうせ そんな わたしたちが何を言っても無駄だ
聞いてなんかもらえない 」
って 思って
そこに とどまっているなら
いつまで経っても 「ひどい! 許せない!」世界のまま。