明けましておめでとうございます。


いよいよ2025年が始まりました。




2025年は巳年ですね。

それにちなんで藁へびをお正月飾りとして作りました。


実はこの藁へび、昨年秋に横浜市にある西方寺様の屋根補修をさせていただいたことがきっかけで作ることとなりました。



西方寺のある新羽町の中之久保という地域には「注連引き百万遍(しめびきひゃくまんべん)」という行事があり、

これは約240年前に天明の大飢饉が起こり疫病が流行した際、村人たちが「わら蛇」を作って祈り、疫病退散したことから、以降、毎年わら蛇を作り、祀るようになったもの、だそうです。


この行事は地域の伝統行事として市の指定無形民俗文化財に指定され、保存会により継承されており、弊社職人もこの機会にと参加させていただきその作り方を教えていただきました。








その職人が2日間かけて作った2体の藁へびは

【北上川テラス】と【追波湾テラス〜考える葦〜】で飾られており、皆様をお迎えしております。


ヘビは脱皮することから「復活と再生」を連想し、不老不死や強い生命力につながる縁起の良い動物と考えられています。

皆様にとって幸多き1年となりますように。


本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


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北上川テラス

追波湾テラス〜考える葦〜