株式会社キシモトは、アジの開き干し生産日本一の、愛媛の会社。
このたび、「丸ごと骨まで食べられる開き まるとっと」で世界を幸せに導こうとしている。
そう、頭から尻尾まで、「骨まで食べられる ひらき」なのだ。
これまでキシモトのスタッフは、魚食の減少をくいとめようと、骨をいかに抜くか、の技術開発に、まさに骨身を削ってきた。
しかし、発想を転換し、「骨まで食べられるひらき」にしようと、
地元の聖カタリナ大学や県の技術開発センターと力をあわせ、商品化に成功!
このたび販売にこぎつけた。

小学校での何千人の生徒に試食をしてもらったときには、「これはぜひ家庭でも」と問い合わせがあり
老人介護施設などでは、「骨のある魚がまた食べられるなんて」と泣いて喜ぶ人もいたそうだ。
99.7%の人が、完食したそうだ。
魚を丸ごと食べることによって、いろいろな微量栄養素が摂れる。
この微量栄養素は、私たちの体では作ることが出来ないもので、アンチエイジングや美容の鍵を握るともいわれている。
普通のひらき同じ要領で真空パックまでして、そして高圧&高温で骨を柔らかくするのだそうだ。
どれどれ、お味は・・・?

「なんですかこれは」
「ひらきをパックから出して、チンして、すこしオーブンで水分を飛ばせば絶品の「ひらきトースト」が出来ます。」
ええっ?ひらきとパン!?
ひらきの頭を食べるのには抵抗があるが・・・(見た感じ、刺さりそう・・・)
で、食べてみた。
うまいっ!!
骨の「みしっみしっ」という歯ごたえを感じるが、決して刺さったり硬かったりしない。
ひらきの香ばしさ、うまみは十二分に感じる。
そしてのどを通る頃には、とてもクリーミー・・・。
パンともよく合う。
骨が刺さる心配がないので、安心して食べられる。
「みりん」「しょうゆ」「しお」の三種類。
骨の感触をすこし残しながら、丸ごと食べられるようにする微調整に、ものすごい試行錯誤があったそうだ。
それだけに、絶妙な歯ごたえ。
開きというのは、魚のうまみを凝縮して味わうことの出来る食べ方。
日本人にとっては、ソウルフードとも言える。
この「まるとっと」は、骨のある魚が苦手な子供さんはもちろん、お年寄りの方、
そして「魚を食べるのは面倒だ」という若い世代、みんなの食生活を変えてしまいそうだ。
「世界の何億もの貧しい人々を救いたいなと思ってるんです」と専務。
ほほう?
「牛肉を生産するには、何キロ何トンもの草を牛に与えないといけない。
しかし魚はそんな投資はいらない。
この魚を飢餓にあえぐ人々に与えることが出来たら!と思うんです。」
とのこと。

まるごと食べる開き「まるとっと」で世界に幸せを^^
株式会社キシモトのまるとっとの取材レポートは、
7月25日から愛媛CATVで放送の「えひめビジネスナウ」でごらんください!
また、8月9日から15日まで、松山三越で行われる「えひめESMフェア」で試食ができるかも!
ぜひ足を運んでくださいませ。
株式会社キシモト「山のふもとの干物やさん」
http://www.kishimoto-web.com/hpgen/HPB/entries/1.html