ゴールデンウィークをはさんで行った「世界一周写真展」
沢山の出会いがありました。
やってよかったなぁ。。
その沢山の出会いの中で、「ドキッ!」としたこと。
「私、松山で地雷撤去活動をしている計良と申します。」
と、私たちを訪ねてくださった計良(けいら)勝利さん。
「今、世界中に約7000万個の地雷が埋められており、
国際赤十字の調べで、毎日約70人、つまり20分間に1人が地雷によって無残に殺されたり
手足を吹き飛ばされたりしています。
犠牲者の多くは農業、漁業、牧畜など体を使って労働に従事する人々であり、
障害者になることは、働けなくなることを意味します。
障害者に対する偏見が根深い社会も多く、犠牲者は生涯二重三重の苦しみを受けつづけることになります。
兵器製造の技術が進み、1個3米ドル(約400円)くらいの安さで生産され、
ハイテク技術によって1分間に1,000個以上もが散布されてきた地雷。
それを撤去するのには、ほとんど100%手作業によっているのが現状です。
本当に命懸けの作業です。
年間約10万個の地雷が撤去されていますが、
5,000個の除去につき、1人の死者と2人の負傷者。
つまり年間60名以上が除去作業中に犠牲になっています。
アフガニスタン(1000万個)
カンボジア(400~600万個)
イラク北部(クルド人地区400万個)
アンゴラ(1500万個)
ボスニア・ヘルツェゴビナ(300万個)
クロアチア(300万個)
モザンビーク(300万個)
ベトナム(350万個)
世界79ヵ国でこのようなことが起きているのです。」
(CMC地雷撤去キャンペーンホームページ (※音が出ます)より抜粋させていただきました。)
地雷は過去のことではなく、現在も続いている問題。
目をつぶることなく、身の回りの問題として捉えたい。
私と菅真子さんが写真展をした愛媛CATVのオープンスタジオ で、
地雷撤去キャンペーンの写真展と講演会が行われます。
写真展 8月29日(土)~9月5日(土) 10:00~17:00 愛媛CATVオープンスタジオ
講演会 8月29日(土) 14:00~16:00 松山市民会館(松山市堀の内) 小ホール