みつさんは忙しい人でした

夜中まで仕事をしていることがよくありましたし

休日も資格取得のための勉強をしたり

試験の為に他県に行ったりすることもあり、そんなに頻繁に会うことはありませんでした

 

私もその方が都合がよかったし

仕事の合間に時々メールをくれて

不安を感じることはあまりなかったように感じます

 

何度か会ううちに

服装に無頓着で

堅実な人柄であることが分かるようになりました

 

私はその逆で

おしゃれが好きで

欲しいものは買ってしまうタイプ

 

みつさんの家に行った時

洗濯物を畳んであげたことがありました

 

ずいぶんとくたびれて、生地が朽ちている肌着もありました

「まだ着れるから」と言うみつさん

 

お昼を食べに行くことになり

みつさんが着たのは

キャンペーンでもらったという缶コーヒーメーカーのジャンパー

 

その時は「服装は徐々に私が改善していけばいい」

と思ったので片眼をつぶることにしました。

今なら憤死モノですが・・・

 

人柄もいいし、私の子供達や両親の事も気に掛けてくれる

家族あっての私と言ってくれるみつさん

 

刺激の多い灼熱のような恋愛より

穏やかなひだまりのようにお互いを思い合うことを望んでいる私に

みつさんはとても居心地の良い存在になっていったのです

 

それと、やっぱり経済力と仕事

 

みつさんは私が憧れていた職業の人だったのです