
一の水峠から赤倉側へと降りる石畳の保存状態は良く、途中には湧き水が出ている場所があり、そこに「水呑地蔵」と「道路供養塔」があります。
平成20年5月17日(土)の一の水峠からの下り道は、道の左側の山々の木々が切り出された後で、禿げ山が広がっており、古道の所々が埋もれておいたり、壊されたような箇所がありました。
また、禿げ山になってから大雨が降り、舗装され林道まで土砂が流れ落ちている箇所もありました。今の林業に余裕がないのでしょうか?貴重な文化や先祖が残した尊いものへの配慮がかけた業となっているのが悲しく見えました。
「水呑地蔵」の左手に立てかけられていた供養塔は、本来どこにあったのかな~と思うほど無造作に置かれているように見えました。
今度は、瀬戸側に降りる道を歩きたいと思います。
今回は登り口を間違えたか、長尾山の頂上まで歩いてしまい、尾根づたいに引き返し、なんとか峠へとたどり着きました。
写真は、赤倉側にある石畳。右手が禿げ山となった山です。山あじさいの葉やガクウツギがきれいでした。