作次郎藤「作次郎藤」として知られるこの藤の花は、熊野市木本町切立の木本大師協会(大師堂)にあります。この藤は、藤の根元にある立て札を読みますと「大正の中頃、志原の古家作次郎氏が病気平癒をお大師さまに祈願され、全快した喜びでこの地に藤の木を植えました。この藤を、作次郎藤と名付けています」とあります。とても優雅な花で、房が長く一つ一つの花が離れていて浮世絵にでてくるような形です。ゆっくりと甘い香りに包まれながら時間をすごしたい場所です。もうすぐ満開となりそう。くまどこ百科事典