こんなシーズンになりました。
今回は取りに来て下さる近郊の方なので簡易梱包。
メダカ飼育をしてみたい方は発送を承っています。
※ 興味が無いのでウチには新種は居ません。
まことに申し訳ございませんが譲渡には条件がありまして。
去年から、飼育環境に応じた数、とさせて頂いております。
理由は色々あるのですが
メダカの調子が悪くなった、どんどん死ぬ、と言いつつも
「水はだいじょうぶです、検査してるし何も異常は無いです」 とおっしゃる方でも
どう大丈夫なのかを具体的にお訊ねしていくと
「亜硝酸は出ていないから大丈夫なんです」 と言う人が非常に多いのです。
亜硝酸が出ない理由は
細かい事を切り捨てて大まかに言えば、2通りあります。
【1】アンモニアという毒素が大量発生している最中だから亜硝酸さえ出ないのと
【2】既に濾過サイクルが順調だからアンモニアも亜硝酸も出ないという2通りです。
【1】の状態で初心者が過密飼育をする事は100%不可能です。
ですから、簡単に楽しく飼育して頂けるように
条件は以下のとおりとさせて頂きます。
●メダカを飼育してみたいと思っている方
●先ずは準備した容器の水量をお知らせください
飼育環境に応じた数を譲渡します。
濾過器があっても頻繁な水替えをしない限り
魚の過密飼育は非常に難しいものです。
濾過器が無ければ尚更、難易度が高くなります。
つまり水量に余裕がなければ数日で全滅も在り得る、という事です。
ですから、できるだけ大きな容器を、どうぞよろしくお願いいたします。
大きな容器で余裕があれば、全滅する事はまずありません。
●養殖用の巨大コンテナ、または外部濾過槽がある
…みたいな恵まれた大容量の環境以外では
定期的な水替えメンテナンスをして頂ける方
●水温に急変が起きる事をしないで下さい
お魚は水温や水質の急変にたいへん弱い生き物です。
夏場は水道の蛇口から出る水が、熱いお湯になっていたりします。
お受け取り後の水合わせや、日ごろの水替えメンテナンスには
必ず自分の手や水温計で温度を確認して下さい。
夏は暑いから氷を入れてあげました、というような事もしないで下さい。
人間でも氷水に飛び込んだら何割かの人は死にますよね?
私はとても面倒くさがりなので書くのも面倒くさいのですが
こういう事をしてしまうケースが実際にあるので念の為に書いておきました。
小さなお子様が主として飼育する為にご希望になる方は
メダカ飼育がお子様の良き想い出となるように
保護者の方の手助けや指導が必要です。
●猛暑に窓を閉めた蒸し風呂状態の部屋では死にます
異常気象ともいうほどの猛暑では
不在時でもエアコンを使用したり、窓を何か所か開ける事で解決できるのですが
防犯上、不在時に窓を開ける事ができない事もあるかと思います。
水量が少ないほど、室温が高温になった事による酸欠や水質悪化で
メダカが死んでしまう可能性が高いので
このあたりは聞き流さず、真剣に考えておいて下さい。
外の日陰に置く、日陰が無い場合はスダレを駆使するなど
猛暑になるとメダカにも色々な対策が必要になります。
ベランダの場合は、エアコン室外機の熱風が当たらない場所がお薦めです。
●愛知発の60~100サイズ程度の着払送料をご負担いただける方
送料のみ御負担ください。
プラスαの数で発送しますが、送料を負担して頂きますので
どうしても発送する数に関する不満はあるかと思います。
ですが、うまく飼育できればメダカは簡単に殖やせます。
うまく飼育できるか否かの分かれ道は、水量にあるのです。
できるだけ大きな容器をご用意くださると
水替えメンテナンスに追われる事なく、のんびり飼育できる筈です。