みなさま、ご無沙汰していました。
一年程前に書いた記事ですが、少し修正加筆してupさせて下さいね。
我が家ではその昔、わんこを飼っていました。
夫の勤めていた会社の駐車場で生まれた野良の子で
見かねた夫が連れ帰ったわんこでした。
生後3ヶ月程の男の子でしたが
家に来た時からビビりな子で、慣れるのに時間は少しかかったものの
いつの間にかすっかり家族の大切な一員になり
16歳で虹の橋を渡って空の向こうへ行ってしまうまで
たくさんの思い出を家族に残してくれました。
↑ 新聞が置いてあると、必ずそこへ乗って休む
律義
おとなしい、おっとりした子でした
最晩年は寝てばかり・・・
名前は 「くまごろう」
↑
家に来た当初、熊にしか見えない姿形で
5匹いた中で一番小さく
他の兄弟にふみつけられ
常に下敷きになっていたことから
きっと五男だったに違いないと勝手に決めてそう名付けました。
散歩を嫌がり抵抗する図
脚が太いから大きくなるね、と思っていたのとは裏腹に
小食であまり大きくならず・・・
私の名前のくまころろも、このわんこ、くまごろうから採りました
くまごろうが亡くなってからはや12年
昨年春から保護犬の一匹を頂いて
家族として暮らすことになりました。
現在7歳のポメラニアンの男の子です。
ポメラニアンのなりやすい特徴らしく片方の膝の関節が悪く、
左目が、子供の頃のケガの為に?全く見えなくなっています。
・・・と思っていましたが、それだけでなく
もう片脚の関節も明らかに形がおかしい(生まれつき)と獣医さん。
それでも、本当に可愛くて
家族中、笑顔でいる時間が大幅にアップしました。
飼い始めてみたら、目が悪いだけでなく
鼻も悪く、いつも鼻水が出ている状態。
尻尾も折れて捻れているし←だから尻尾もあまり振れない
血液検査したら肝臓の数値もベラ悪いっ!!
そんな中で血糖値は 80 ←あら可愛い
そして、最初は全く、ワンともスンとも鳴かず
名前を呼んでも来ない
常に しら~~っとしていて
表情がなく、何を考えているのか分からない感じ
感情の動きが全くないようで、心配しました。
散歩には一度も連れて行ってもらったことがないそうで
遊ぶことも知らず
玩具を与えても何をするものなのか解らない
何より人に甘えることを知らず
甘え方が分からない
食べるという本能以外、何も楽しいと感じないようで
何をしても無表情でした。
その上 毎朝、ハウスから出るのを嫌がり、連れ出そうとすると
激しく抵抗しました。
散歩も嫌々で・・・最初は抱っこして連れ出しました。
が、
それから数ヶ月するうちに。。。
少~~しずつですが、感情表現が出来るようになり
今は誰かが帰宅する度に「ワンッ!」と言って玄関までヒトっ飛び!!
(狭いから奥の部屋からすぐ玄関)
電話が鳴っても「ワンッ」
食事をお皿に付けていても嬉しさのあまりクルクル回って「ワンッ」「ワンッ」
何かある度「ワンッ」と吠えることを覚えました。
でも、ちょっと吠えられるようになったのを褒めたものだから
吠える⇒人間が喜ぶと勘違いし始めた危険性・・・・
そのため人間は只今、軌道修正中、
わんこは、日々学びの真っ最中です
運動神経も、その後かなり開発され、今では散歩が大好きに
元気に走り回るのが予想以上に大好きな子になりました。
今ではソファの上にも飛び乗れるし
飛び降りることも出来て、ちょっと自信がついた風です。
今は絶賛運動神経開発中です
寝るのも大好き
シャワーは嫌だけど、お風呂は好き
そして最近はやたらと私の顔をジーーーッと凝視するようになり(何だか照れます)
今では、自ら進んで私の膝に乗って来てくれて
スヤスヤ・・・ではなくイビキをかいて(鼻が悪いので)
鼻ちょうちんを作りながらぷくぷく言って(鼻が悪いので)眠ってくれます。
これまであまり愛されることなく生きて来た子だけに
もっともっとたくさんの喜びや幸せを感じて
これからの犬生を元気に生きて行ってほしいなと願います。
たくさんのわんこや猫ちゃん、一匹でも多くの命が守られ
特に保護犬や保護ネコには
一匹でも多くの子が
信頼できる家族をみつけてくれますように
幸せになれますように
↑我が家に来てくれたばかりの頃(春)
歯は抜かれているのでいつも舌出し(笑)
雨の日も風の日もお散歩できるように
血糖高すぎな時を静かに見守るの図
(リブレチップで足りない時はこちらの測定器で測ります)
鼻が悪いので鼻ちょうちん
秋
冬
今年の春
だんだんと堂に入った雰囲気に・・・?
久々にも関わらず、1型とはほぼ無関係な
この、飼い主バカっぷり全開の記事をここまでお読み下さり、
恐縮しつつ心から感謝です。
本当にありがとうございました。