モラ夫が

「心療内科に行きたい」

と言い始めた。
何故かと聞くと、ぐだぐだ・うだうだと話す。
要約すると

・接客がとても嫌な時がある
・雑誌の取材等が受けられない。
・他人からどう見られているかすごく気になる


ということが言いたかったらしい。
しかも、その接客が嫌な時というのは、

「時々すごく嫌な客が居るんだよ。
 そうゆうのに当たった時は、本当に接客が嫌になる。」

と・・・。
あのー。
それって、普通の人のごくごく普通の感覚なのではないですか?
誰だってクレーマーみたいな人に当たったら、「もう嫌だな」って少なからず思うと思いますよ?
しかもあなた営業職なんだから、そんなの当たる確率かなり高いじゃないですか。

人からどう見られているか気になるというのは、そりゃそうでしょ。モラ夫だもん。
だからこそ、外面良く過ごしてる訳でしょ?
そんだけ無理して外でいい顔してりゃ、そりゃ疲れるわ。

とかく、うだうだと私に話すので

「そんなに辛いと思うことがあるなら医者に行けばいいと思う。
 私に判断を仰がれても、私は医者じゃないから判断出来ない。」

と言った。

「春うつ病とか言うのがあるらしいから、
 その薬がほしいんだよ。
 いや、むしろ病名が欲しい。」


とモラ夫。
春うつ病ってなんだよ。季節性うつ病のことか?と聞いたらそうだと言う。
そして、病名が欲しいという意味が分からないので

「今時、『あなたは●●病ですよ』ってよほどじゃないと言わないと思うよ?」


と言うと

「だって鬱病だったら言うじゃん。」

と言うので、

「鬱でも相当酷い状態じゃないと言わないよ。
 軽い状態でそれを言うと、余計落ち込んで酷くなる人もいるから
 精神科系の病気なんて、「あなた●●症ですね」って言わないと思うけど。
 大体うつ病かどうかも分からないのに、
 鬱の薬くれと言っても出ないと思うけど?


その上で

「凄く気弱になるとか、さっきから聞いてたらそんなことばっかり言ってるけど、
 私はそんなこと感じたことない。
 私への態度は違うってこと?
 いつだって悪態ついてるじゃん。」


と言いました。

すると

「俺は元々そんな事を言う(悪態をつく)ような人間ではなかった。
 お前がいちいち俺を攻撃するから、言っただけ。
 お前が攻撃しなければ、俺は言わなかった。
 お前が攻撃するから、俺はそれより強く攻撃する。」


と・・・。
あぁ、きたきた。責任転嫁。
俺がこうなったのは全てお前のせい ってことですね?
大体、私は自分から話しかけることなんてほとんどないわ。
何か話しかけても

「お前の話はくだらん。」
「俺に話しかけるな」

結婚当初から言われ続けてきたんだもの、自分から話しかけるなんて
よほどの用事がない限りありえない。
だから、私が攻撃を仕掛けるなんてまずない。

「大体、私が攻撃するなんて有り得ないよ。
 だって、私、ディベートとか口論とかめんどくさいから嫌いだもん。
 だけど、自分が言われて理不尽だと思う事があれば言い返すよ。
 受け入れられないもの。」

「大体、お前。
 俺から話しかけるも何も、いつも不機嫌モードじゃねーか。
 それで何度俺に怒られた?
 いつもいつも不機嫌でさ。
 何回怒られたと思ってんだ!
 今年に入ってからでも2回は怒られてるだろ!」


と。
もはや今の私に怖いものなんてない。
「出て行け」「離婚してくれ」なんて言われたって、怖くない。

だから返した。

「そもそも。
 私ロボットじゃないのよ。人間なのよ。
 前日起こった出来事に対して、
 翌日何事も無かったかのように過ごせと言われても

 出来る訳ないじゃない。
 理由もなく私だっていつも不機嫌な訳じゃないわ。
 それに、『不機嫌だから俺に怒られた事を考えろ』って
 言われることも意味が分からない。

 怒られるって何?
 人間だから感情を持ってるの。
 それをどうこう咎められたくない。
 四六時中理由もなく不機嫌で何か言われるなら分かるけど、
 今年に入ってからたった2回?
 たった2回の事をそんなふうに言うわけ?」


と。

モラ夫は

「もう、いい。」

と言った。

一体私をなんだと思っているのか。

「お前は俺の八つ当たりのためだけにいる」

と言ったこともあるだろう。

妻は常に家の中ではニコニコしていろ。
不機嫌なんてあってはならない。

とでも思っているのか。
ほぼ毎日のように酒を飲み、悪態をついてきたのは自分だ。
会社で嫌なことがあれば、全てその八つ当たりを私にしてきたのは自分じゃないか。
今更被害者ぶって、
「お前のせいで俺がこうなった」
なんて何を言ってるの?

「俺が変わる必要なんてない。
 それが嫌なら出て行くがいい。
 いつ出て行ってくれても構わない。
 むしろ今すぐ出て行け。」

そんなことばかり言い続けていたくせに。

モラ夫がこんなことを言い始めたのは、きっと会社で嫌な客に当たったたからだと思う。
だから単に凹んでいるだけなのだ。
でも、社会人として外で働いていたら、そうやって凹む事があるなんて普通じゃないの?
ましてや営業職ならそうゆう経験を乗り越えて、そのような人にはどう接するかの経験を積むんでしょ?
モラ夫はいつもいつも同じことの繰り返し。
なんかあったら「言った言わないの水掛け論」。
いい加減学習して、水掛け論にならないようにすればいいだけなのだ。

私はそうならないようにたくさん提案してきた。

・電話でのやりとりは言った言わないの一番の理由になるから、
 必ずメールかFAXでやりとりするように。
・一旦受けて作業に入ったものに関してはよほどの事が無い限り変更はきかない事にすること。
 (毎回受けてたら、やってる最中に「やっぱり、あそこはこうして。ここはこうして」
  とみんなが言い始めて、混乱や間違いの元。)

最低限これだけは何度も何度も言ってきた。
水掛け論をやめたければ、やりとりをした記録を残す他無いのは
どの業界にいても同じ話ではないか。

それに対してモラ夫は

「この業界は違うんだよ。
 電話でのやりとりがまかり通るんだ。
 だからそんな風には出来ない。」

「この業界は違う」そうやって言ってきた。
違うと言うなら、変えればいいじゃないか。
結局自分は変えたくなくて、周りに変わってほしい。
これが根本なのだ。

それはお客に対しても私に対しても同じ。
同じ事を家でも外でもやっていることには全く気付かないらしい。



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